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  1. 越前市議会 2021-08-30
    09月02日-02号


    取得元: 越前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    令和 3年 9月定例会          令和3年9月越前市議会定例会(第2号) 令和3年8月30日の会議に引き続き、令和3年9月2日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           令和3年9月越前市議会定例会議事日程            ││                         令和3年9月2日午前10時開議 ││  第 2 号                                  ││ 第 1  議案第50号 令和2年度越前市水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ ││           いて                            ││ 第 2  議案第51号 令和2年度越前市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認 ││           定について                         ││ 第 3  議案第52号 令和2年度越前市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定に ││           ついて                           ││ 第 4  議案第53号 令和2年度越前市一般会計歳入歳出決算の認定について    ││ 第 5  議案第54号 令和2年度越前市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に ││           ついて                           ││ 第 6  議案第55号 令和2年度越前市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定につい ││           て                             ││ 第 7  議案第56号 令和2年度越前市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定 ││           について                          ││ 第 8  議案第58号 越前市道の駅設置及び管理条例の制定について        ││ 第 9  議案第59号 越前市水道事業給水条例の一部改正について         ││ 第10 議案第60号 市道路線の認定等について                 ││ 第11 議案第61号 武生中央公園温水プール指定管理者の指定について     ││ 第12 議案第62号 武生中央公園総合体育館、水泳場、庭球場及び多目的グラウン ││           ド、越前市武道館並びに越前市武生体育センター指定管理者 ││           指定事項の変更について                   ││ 第13 議案第47号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第4号)        ││ 第14 議案第48号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  ││ 第15 議案第49号 令和3年度越前市水道事業会計補正予算(第1号)      │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第50号 令和2年度越前市水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 2  議案第51号 令和2年度越前市工業用水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 3  議案第52号 令和2年度越前市下水道事業会計利益の処分及び決算の認定について 日程第 4  議案第53号 令和2年度越前市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 5  議案第54号 令和2年度越前市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 6  議案第55号 令和2年度越前市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 7  議案第56号 令和2年度越前市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第 8  議案第58号 越前市道の駅設置及び管理条例の制定について 日程第 9  議案第59号 越前市水道事業給水条例の一部改正について 日程第10 議案第60号 市道路線の認定等について 日程第11 議案第61号 武生中央公園温水プール指定管理者の指定について 日程第12 議案第62号 武生中央公園総合体育館、水泳場、庭球場及び多目的グラウンド、越前市武道館並びに越前市武生体育センター指定管理者の指定事項の変更について 日程第13 議案第47号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第4号) 日程第14 議案第48号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第49号 令和3年度越前市水道事業会計補正予算(第1号)  =======================================3 出席議員(21人)     2 番 中 西 昭 雄 君         3 番 砂 田 竜 一 君     4 番 清 水 一 徳 君         5 番 桶 谷 耕 一 君     6 番 近 藤 光 広 君         7 番 橋 本 弥登志 君     8 番 小 玉 俊 一 君         9 番 加 藤 吉 則 君    10番 大久保 健 一 君        11番 吉 田 啓 三 君    12番 題 佛 臣 一 君        13番 三田村 輝 士 君    14番 安 立 里 美 君        15番 大久保 惠 子 君    16番 川 崎 悟 司 君        17番 城 戸 茂 夫 君    18番 小 形 善 信 君        19番 前 田 一 博 君    20番 前 田 修 治 君        21番 片 粕 正二郎 君    22番 川 崎 俊 之 君  ───────────────────────────────────────4 欠席議員(1人)     1 番 吉 村 美 幸 君5 議  事        開議 午前9時59分 ○議長(川崎俊之君) 皆さん、おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の会議の欠席届が吉村美幸君から参っておりますので、御報告いたしておきます。 8月30日に議会運営委員会を開いて委員長の互選を行っていただきましたので、その結果を御報告いたします。 議会運営委員会委員長に大久保健一君、以上のとおりであります。  ================ △日程第1 議案第50号 ~ 日程第7 議案第56号 ○議長(川崎俊之君) 日程に入ります。 日程第1議案第50号令和2年度越前市水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてから日程第7議案第56号令和2年度越前市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの7案について一括して議題といたします。 この際、申し上げます。 これより行います理事者への議案質疑につきましては、一問一答方式により1議題につき質疑、答弁を含めて30分以内の時間制限により行います。 また、申合せにより、各議員が所属する委員会の所管事項については、施策の大綱に関わるもの以外の詳細な事項に関しては避けることを例としておりますので、申し添えておきます。 理事者におかれましても、質疑の趣旨に沿った適切な答弁をなされるよう、ここで改めてお願いいたしておきます。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) おはようございます。 4点ほど質問させていただきます。 まず、監査委員審査意見書9ページ、10ページ、それから成果決算報告書4ページから質問したいと思います。 市債の借入れの年間回数と時期はどのようになっているのか、お答えください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 起債の借入れの件でよろしいですか。(安立里美君「はい。」と呼ぶ)すいません。ちょっと聞こえにくかったもので、申し訳ございません。 通常ですと年2回、3月と5月の借入れとなっております。 ○議長(川崎俊之君) 安立議員にお知らせします。座ったままで結構です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 地方債の近年の借入先と借入利率が分かったらお示しください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) まず、令和2年度の主な借入先でございますが、政府系資金のほか、民間資金ですと市内の金融機関ということで入札を行っておりまして、令和2年度ですと3月借入れ、5月借入れともに越前たけふ農業協同組合からの借入れとなっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 3年は分かります、本年度。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 令和2年度借入分につきましては、全て越前たけふ農協ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今まで、ここ2年ほど全部たけふ農協さんになってるんですよね。この辺に関して、全て特定の機関に集中するってことは今まであったんですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長
    ◎企画部長(小泉陽一君) 過去を調べてみますと、令和元年度につきましては福井信用金庫とか北國銀行、あと福井銀行等々が参入しておりますが、令和元年度、令和2年度につきまして、令和元年度につきましては福井銀行が1件で、ほか全て農協と。令和2年度につきましては、先ほどお答えしましたとおり全て農協ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これを見せていただいたところ、利率をかなりお下げになって、令和3年度3月と5月に借入れを実施してるんですよね。この辺のことに関して、何かこういう形というのはあり得るのかどうか、お知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 借入金利につきましては、市内の金融機関、支店も含めてですけれども、全ての金融機関に対しまして見積り入札という形で照会をかけております。その際、応札される、入札されます利率につきましては、各金融機関のほう、本部も含めて検討されての結果ということで、一番低い銀行につきまして借入れを行っていると、そういう関係でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 越前市の財政からいくと、利率が低いということは別に大いに歓迎することだと思うんです。けれども、全部そこに集中してるということで疑惑を持っている方たちが何人か出てきてますので、その辺、借入先に関して、借り入れてるんですから向こうにも負担がかかると思うんで、その辺のこともこれから配慮してやっていっていただきたいなと思いますので、これは強く要望したいと思います。 次に、実質公債費比率と将来負担比率についてお聞きしたいと思います。 監査意見書と成果報告書を見せていただくと、実質公債費比率が2年度で11.1%、それから将来負担比率が令和2年度で132.3%と書いてありましたけど、県内9市の状況がどのようであって、それから9市の平均値が分かるようでしたらお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) まず、実質公債費比率からお答えさせていただきます。 県内9市の中では、比較いたしますと令和元年度の分でしか比較できませんので、令和元年度ですと越前市が11.6ということで、県内9市の中では2番目に高い比率となっているところでございます。また、将来負担比率につきましては、令和元年度、126.2ということで、これは県内では一番高い比率ということになっております。平均比率については、そういう指標にはなりませんので、平均比率については出しておりませんので、御了承いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 実質公債費比率というのは、今後資金繰りの程度がどのようになるかというのを示しているんで、高いというのはあまり好ましくないかなというのがあるんです。また、将来負担比率というのは、国の指標は350でしたっけ、ですからまだまだ届かないんですけれども、越前市が出してる行財政改革プログラム、これは元年でしたっけ、出したんですけど、これでは150%以内を目指すというのが書いてあるんです。そうすると、今132.3%ということは、これは県内でトップを行ってるんですけど、かなり近づいてきてるんじゃないかなと思うんです。 それで、それに対しての取組、半世紀に一度の大きなハード事業が終わったんですから、今後どうやっていくのかというところだけお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 今、議員御説明いただいたとおり、実質公債費比率につきましては、その年度における公債費が基準財政需要額に占める比率ということで、財政の弾力化、硬直化を示す指標となっております。また、将来負担比率につきましては、単年度だけではなく、将来にわたり総額で負担する比率、それが標準財政規模に応じてどの程度の率になってるかということで示したもので、ともに財政の硬直化を判断する比率として国のほうでは基準を設けているところでございます。 今、議員がおっしゃるように、国の基準は満たしております、両方とも。また、行革プログラムにつきましても、その範囲内でずっと維持してるところでございますが、またもう一つ違う見方をいたしますと、議員おっしゃるとおり、半世紀に一度のまちづくりで施設整備を行ってきたということでございます。これにつきましては、必要な公共施設、老朽化した必要な公共施設を計画的に整備してきたということで、それに伴います起債の借入れ、それらが増えたことによりまして、実際県内のほかの市よりも高い比率になってるという状況でございますが、逆に言いますと、公共施設がそれだけ整備されてると、資産の関係で見ますと、そういうふうに私どもは理解しております。 その一つの指標といたしまして、地方公会計制度というのがございますが、その中で各市町の貸借対照表というものを作成しております。その中から算出されます資産老朽化比率という、これも比率の指標があるわけでございますが、本市につきまして、全国と比較するために申し上げますと、平成30年度末では48.5%という資産老朽化比率というのが出ております。これに対しまして、全国の類似団体の同年度、30年度末の平均は59.8%とかなり高い比率になって、本市のほうが12ポイント低い状況でいるということでございます。これは何を示してるかといいますと、先ほど申しましたとおり、半世紀に一度のまちづくりにおいて老朽化した資産に対し計画的に投資を行い、老朽化対策に要する負担を将来へ先延ばしすることなくしっかりやってきたと、こういった一面もあるということは御理解いただきたいと思います。単に将来負担比率、実質公債費比率が県内の中で高いということで、越前市の財政は大丈夫なのかというような御議論があることは十分承知しておりますが、まだまだ基準内でもございますし、しっかり定めました行革プログラムの範囲内でもございます。 また、今議会でお示ししました中期財政計画で見通しも出させていただきましたが、将来負担比率につきましては、令和5年度前後をピークとしまして130%後半というような見通しを今立てているところでございますので、今後もそこに甘んずることなく、そこの指標はしっかり注視しながら健全な財政運営、そういったものを行っていく所存でございますので、またよろしく御指導のほうをお願いしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今のお答えはよく分かります。老朽化施設がきちっとした形で越前市のところは進められている、改築がというのは分かるんですけれども、老朽化だけでない、ほかのところに使ったお金も結構あるなというのを感じてますので、今後ハード事業ではなくてソフトに対する事業をもうちょっと充実して努力していただきたいと思いますので、その辺はお願いしたいと思います。 それから、先ほど入札に関して疑惑というような、当てはまらない言葉を使ってしまいましたので、その辺は訂正させていただきます。きちっとした形で入札はされているということが分かりましたので、よろしくお願いいたします。 次、質問させていただいてよろしいですか。決算書の121ページの産業環境部のところの商業活性化支援事業から重点エリア商業活性化補助金343万円についてお聞きしたいんですけれど、この事業内容と当初予算が600万円あったんですけれども、それが使われなかった理由をお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 重点エリア商業活性化補助金についてというお尋ねでございますが、343万円ですが、この補助金につきましては、中心市街地の中で本市が指定する重点エリア内での店舗を新築または改修する事業者に対して経費の2分の1で200万円を上限に補助するというものであります。令和2年度におきましては、実績が2件ということでございました。 不用額が発生した理由でありますが、当初600万円というところでありまして、上限200万円という補助金で2件あったということですが、このエリア内で出店をいろいろと検討しているという状況がありましたので、その分が当初3件見込んでたのが実績2件、そういった意味で少し不用額が生じたというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) その辺は分かりました。 この事業に対して、どのような周知の仕方を取ってるか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これまでも引き続きの事業でありますので、もちろんまちづくり武生、そういったところと連携しながら周知を図ってきたというところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 分かってなかった方というような方がいるんです、こんなのがあるんだったらという。ですから、きちっとした形の周知方法をこれから取っていただきたいなと思いますので、この辺を要望したいと思います。 次に、同じ121ページの伝統産業育成支援事業委託料80万円についてお聞きしたいと思います。 これは、越前発夢先生協働事業委託料ということで、成果報告書では、日本サッカー協会と連携して本市をアピールし、イメージアップを図る事業ということで書いてあるんですけれど、この事業内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) この事業につきましては、日本サッカー協会と契約しまして、夢ある教育を進めようということで事業展開してるところであります。 そのメニューの中の一つで、サッカー協会と連携しながら越前和紙を全国にPRしたいということで、サッカー協会が行っております天皇杯サッカー、これに係るポスター7,000枚とか、あと夢先生の中で使う夢シートというものがありまして、それを和紙で作っている、そういったものの事業としてこの80万円を支払っているというところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) これは教育委員会のところに入ってた事業なんですね。それが今度こっちに来たということは、越前和紙を使ったからここの事業に持ってきたんだろうなと思うんですけれども、誰にアピールしてイメージアップにつながるのか、別に越前和紙を使ってますってどっかに書いてあるわけではないし、子供たちの夢シートに使う部分については理解できるんです。でも、天皇杯のポスターとか、それから賞状の印刷も越前和紙でやってるからここに入れましたということなんですけど、全国の天皇杯に入れるために何でうちが予算づけしてやらなくちゃいけないのか、これは買っていただければいい話であって、越前和紙を使いますということもサッカー協会に天皇杯の部分はお売りすればいいんじゃないかなというのを感じた。うちが予算をつけてまで7,000枚もポスターを作らなくちゃいけない理由が理解できなかったんですけど、その辺を説明してください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) この事業につきましては、日本サッカー協会教育委員会のほうで契約をし、その事業の中の一部をこちらから支出してるということで、窓口については教育委員会がしているというところであります。天皇杯サッカーは、予選から入れると非常に長い期間でありまして、そのポスター掲示というのは全国いろんなところでされるということで、このPR効果はかなりあるというふうに思っております。そういった意味で、このポスターが越前和紙で作られてるということはポスターの中でも明示しておりまして、これを通して全国に知ってもらうといういいきっかけになってるというふうには考えているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) やはり、なかなか天皇杯で越前和紙をPRしてるんですよというのが、今サッカー協会教育委員会の問題ですけれども、大きなお金で契約してらっしゃる、だったらあちらからこちらの戻りとしてお買いいただけるというようなことも今後考えていってもいいんじゃないかなと。こちらからどんどん提出するんじゃなくて、あちらからも見返りとしてこっちのを買ってあげますよというような形で、それでさらに越前和紙ですよというのを言ってくださってもよかったんじゃないかなというのがあるので、質問させていただきました。これはいいです、お聞きしただけで。多分変わらないと思いますので、ただ疑問を持ったので質問させていただきました。 次に、125ページの菊人形事業補助金の4,520万円についてお聞きしたいと思います。 これは、コロナウイルスの関係で事業が大きく縮小されたので、金額も6,800万円から下がったのかなとは思うんですけれども、そのときの開催状況、去年の菊人形の開催状況がどのようであったかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 昨年度のたけふ菊人形でありますけれども、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、規模を縮小して来場者の安全・安心を第一に考えて事業を実施したというところであります。 具体的に申し上げますと、大型遊具は土日、祝日のみを運行としまして、混雑防止を目的に遊具フリー券の販売を行わない、そして回数券及び単券のみの販売としました。また、飲食物販についても土日、祝日のみの販売として、OSKレビューショー各種イベント、出向宣伝等の実施は見送ったというところでございます。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) かなりきちっとした形で縮小されたというのは分かります。OSKもなかった、外で何日か出ていらっしゃったなというのも分かりますし、今年度、去年よりもかなり大きい状況で感染が広がってる、それも子供への感染が確実に広がってきてる中で、果たして子供の遊具を動かして菊人形を開催することが大丈夫なのかなという不安を若いお母さんたちが持ってます。開かれれば子供は行く、でも子供が行くのを止めることはなかなかできないし、それに対してもし感染したときにどうなるんだろうというのを若いお母さんたちが言ってるんですけれど、この辺は配慮して今年はされるんでしょうね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 本年度のたけふ菊人形の開催ということにつきましては、3月とか7月にたけふ菊人形まつり実行委員会、ここで開催方針とか事業規模等を協議しております。本年も昨年と同様にガイドラインを策定しまして、来場者の安全を第一ということを考えていると。今現在でありますが、県の緊急事態宣言の状況におきますと、菊人形及び菊花展のみを行うというふうなことでありますが、OSKレビューショーとか大型遊具の運行、イベント、飲食物販、そういった各事業の実施の可否については、今後の感染状況や県の警戒レベルを十分考慮して、今後の実行委員会で慎重に判断していきたいというふうに考えております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 安立里美君。 ◆(安立里美君) 今、中学生のワクチンがやっと始まったんですよね。それも中学生たちの中の話では、今回特別にきちっとした形で中学生、高校生と妊婦に対してのワクチンは優先するようなことが出てましたけれども、なかなか中学校の親が予約を取れなかったという現実があるんです。そうすると、今始まったとしても、菊人形が始まる頃には2度目は終わったか終わらないかという子がたくさんいると思うんですよ。そうすると、若い人たちのワクチンが終わってない状況の中での開催ということは、緊急事態宣言云々よりも子供にうつる、うつらないという、中高生だけじゃなくて小学生、保育園児、幼稚園児、そして小さい子供たちにうつらないかということもきちっと考慮した上で今後考えていただきたいと思いますので、これは強く要望したいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) おはようございます。 まず、決算の審査に当たりまして、今回の令和2年度の決算の監査をされ、意見書を取りまとめられた代表監査委員にまずお尋ねをしたいと思います。 代表監査委員は長年の行政経験もありますし、監査委員としても8年目を迎えられ、大変経験が豊富でありますが、これらの経験を生かして今回の令和2年度の監査をどのような思いで監査されたのか、まずお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 塚崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(塚崎正巳君) 監査に当たりましては、関係法令、地方自治法── ◆(三田村輝士君) マイクをもう少し近づけてください。 ◎代表監査委員(塚崎正巳君) (続) すいません。監査に当たりましては、地方自治法をはじめ、関係法令に基づき適正に監査に当たらせていただきました。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 御意見のとおりですが、審査意見書には68ページに結びで何点かの意見が指摘をされております。監査委員は、今お話しされたように自治体の財務に関する事務の執行が適正になされているか、また市の経営に係る事務の管理が合理的、効果的、能率的に行われているかについての監査を行うと、このようになっております。そして、監査の結果に基づいて必要があると認められたときは、市の組織及び運営に資するため、その結果報告に添えて意見書を提出することができるとなっております。 そう考えると、この結びで何点かの意見が述べられておりますが、もう少し決算から見えてくる行政課題について、市の組織及び運営に資する意見があってもいいのかなというふうに感じたところですが、その点はいかがでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 塚崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(塚崎正巳君) 今、それぞれ細かい意見については、意見書の各ページにそれぞれ意見なり指摘事項を記載させていただいておりまして、議員御質問の答えとさせていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 少し明確な答弁ではないなという印象ですが、決算審査に当たる、監査に当たる意見としては、いいところはいい、問題はこういうふうに課題解決すべきみたいなところもあってもいいのかなというふうに感じたので、今回質問させていただきました。 では、次に行きます。 決算書12、13ページに市税歳入の点があるんですが、今年5月の議会では、コロナ禍の厳しい環境の中で税収が上振れをしたと、このような話が3月議会ではありました。しかし、よく調べてみると、税収については平成30年度から元年度、そして元年度から2年度と減少傾向になっているんですが、この点はどのように分析をされてるのか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 令和2年度の法人市民税につきましては、法人税割の税率が12.1%から8.4%へ引き下げられる税率改正によります影響及び世界経済の先行き不透明により、相当慎重に見積もりまして、当初予算では14億円の計上をしたところでございます。今回、企業の業績に影響を与えるようなことは本市の場合は非常に限定的であったということで、当初予算よりも5億2,000万円上振れした結果となりました。 また、令和2年度の市税の決算額は、合計で132億4,540万4,000円で、減少傾向にあると議員はおっしゃいますが、我々といたしましては過去5年間の決算の平均額とほぼ同額というようなことで推移しているというふうに分析してるところでございます。なお、個人市民税及び固定資産税につきましては、それぞれ個人所得の増や新築家屋の建設が顕著である、そういったことを要因といたしまして増収傾向となっているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) おっしゃるとおりで、このコロナ禍の中で予定してた税収よりも結果として増えたということは非常によかったなというふうには思います。しかし、減少傾向にあるということはしっかり受け止めていただいて、今後の計画に生かしていただきたいなと思います。 次に、決算書45ページ、職員の研修のところですが、まずこの内容をお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 令和2年度に実施いたしました職員研修につきましては、市人材育成基本計画に基づきまして、年代別、階層別に職員のスキルアップを目的とする研修をはじめといたしまして、県自治研修所の研修や県外の専門機関などで実施される専門的な研修、自己選択型職員研修など、職員一人一人の能力、意欲を最大限に発揮できるよう研修を実施したところでございます。 なお、研修の内容につきましては、令和2年度主要な施策の成果等決算報告書の19ページに記載したとおり、独自研修に延べ2,252人、県の自治研修所の研修に延べ142人、その他の研修に延べ19人の合計延べ2,413人の職員が受講したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 19ページに詳細が細かく掲載されておりますが、令和2年度の特徴的な研修の中身はどのようなものがありましたか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) これらの中で特徴的な研修を申し上げさせていただきます。 市人材育成基本方針に定めます行動を変える職員研修の一環といたしまして、総務省地域情報化アドバイザーを講師に招き、自治体業務プロセスの見直しの動向と具体的な取組事例について学ぶ、働き方意識改革研修を実施いたしました。この研修には、副課長級の職員を中心に50人受講したところでございます。また、職員の接遇力向上を図るため、単なる接客マナーだけでなく、思いやりを持った対応や聞く姿勢などの人間力を土台とした、市民に寄り添う接遇の研修を実施したところでございます。 さらに、福井の企業、団体で働く若者から、福井の現在や未来を考え、グローバルな視点で地域や企業に貢献できる次代のリーダー育成を目的とした幸福塾、こちらに職員1人が塾生として、自治体から初めて参加したところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、この職員研修費ですが、409万7,000円の決算になっております。これを年代別にというか年度ごとに見てみますと、年々減少してきてるんですね。最近新人が多く、多様化してる時代で、平成29年から比べると半減近い事業費です。多けりゃいいというわけではありませんけれども、減少している理由は何なんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 令和元年度までは、大体決算ベースで700万円前後で決算額が推移してきたところでございますけれども、令和2年度につきましては400万円余りという決算額となりました。 その理由でございますけれども、令和2年度は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、県外への往来ができなくなったことで県外で実施される専門研修の受講を控えたことや対面式の受講ではなくオンラインでの受講に切り替えたこと、また研修自体が中止になるといった理由から決算額が減少したところでございます。 なお、今令和3年度におきましても、依然としてコロナ禍の影響を受けておりますので、県外での研修受講が厳しい状況が続いているところでございます。したがいまして、県自治研修所でのパワーアップ研修の受講を促すなど、研修機会の確保を図っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、以前自己選択型職員研修奨励金というのがあったんですが、これも令和2年度は実施されてない、これも新型コロナウイルスの関係でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 自己選択型職員研修につきましては、平成28年度から取り組んできている事業でございます。こちらも令和2年度におきましてコロナ禍の影響を受けたところでございます。したがいまして、県外の先進地、そういったところへ出向くことが非常に難しい状況でございましたので、受講控えの傾向があり、令和2年度は前年度に比べ研修実績が大きく下がり、結局6人が受講し、決算ベースでは18万8,000円の支出のあったところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 最後にもう一点お聞きしますが、昨年の3月議会において手話言語条例、いわゆる越前市みんなの心をつなぐ手話言語条例が制定をされまして、令和2年度はそれの元年に当たるんですが、手話に対する職員を対象とした研修はどのように行われたでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 西野総務部長。 ◎総務部長(西野吉幸君) 令和2年度は、先ほどから申し上げましてるとおり、コロナ禍の影響もありまして実施できなかったところでございます。その前年度、令和元年度は窓口職場や福祉職場の職員を中心に手話研修を実施したところでございます。 なお、今年度におきましては、社会福祉課におきまして、子供の頃から遊び感覚で手話になれ親しんでもらえる環境づくりに向けまして、市内保育園の保育士、こちらのほうを対象といたしまして、簡単な日常手話の講習会を開催する予定でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) ぜひ手話の研修あるいは職員研修も継続していただきたいなというふうに思います。 次に、決算書49ページ、庁舎管理事業が計上されておりまして、1億1,619万円になってますが、この内容をお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 本事業につきましては、市庁舎及び関連施設の維持管理に係る費用を計上しているところでございます。 まず、簡単に内容だけ御説明いたします。 消耗品30万5,250円につきましては、コロナ感染対策へのデスクパーティションなどを購入した経費でございます。修繕費用37万4,000円につきましては、落雷に伴います自動火災警報装置の修繕ということでございます。一番大きい施設管理委託料1億1,389万9,236円につきましては、本庁舎の施設常駐管理、宿日直、設備管理、清掃及び植栽業務の包括管理業務委託契約でございまして、この契約は株式会社コーワ・株式会社コーワ北陸共同企業体と5年間の長期継続契約、時期でいいますと令和2年1月6日から5年間ということで令和6年12月31日までを締結しているものでございます。工事請負費161万2,600円につきましては、これもコロナ関連でございますが、1階カウンターフィルム設置工事等々の経費ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、令和2年1月6日から新庁舎の執務が始まっておりますが、旧庁舎と比較して管理費はどの程度増えているんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 新庁舎の管理委託につきましては、今御説明しましたとおり、令和2年1月からスタートしておりますので、決算ベースで比較させていただくために平成30年度決算額と比較をいたしましたところでございます。その内容につきまして申しますと、旧庁舎の管理委託料、平成30年度決算額につきましては2,507万円で、新庁舎の管理委託料、今回1億1,389万9,000円ということでございますので、差引き8,882万9,000円の増加ということになっております。 増えた要因につきましては、施設の常駐管理、警備員体制2人体制、24時間業務、そういった監視業務が1つ増えていることということと、設備管理につきましては、旧庁舎と比較いたしまして機能の高度化や設備の数が増えていること、また生涯学習課や議会事務局等の分も含め一括委託していること、そういったことも考えられます。 清掃業務につきましては、増加面積、延べ床面積が9,024平米から1万2,574平米に増加している、そういったこと、また旧庁舎のときには生涯学習課で予算化していた分も今回この包括委託の中に含まれてるという、そういったことで単純比較についてはまだ詳細な分析は今回まだ御説明できませんが、審査のときには改めて委員会の中で御説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今度、旧庁舎から新庁舎に変わって窓口が一本化され、市民には非常に分かりやすくなったと思います。あと、職員も1か所に集中されたことで非常に連携しやすく、業務もしやすい環境が整ったのかなと、メリットはたくさんあると思います。新庁舎になったことをどのように評価をされてるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 新庁舎になりまして、各階がワンフロア化したことによりまして、職員同士の接触機会、そういったものが非常に増えているというふうに考えておりまして、部門を超えた連帯感、こういったものが醸成されているというふうに、また確実に庁内コミュニケーションの活性化、そういったことにつながっているものと考えております。見通しのよいフロアであるため、セキュリティーや安全面におきましてもメリットがあると、そのように考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今、部長がおっしゃったとおりだろうと思いますが、今おっしゃったセキュリティー強化を含めて、新庁舎には職員の執務のところには関係者が入れないようなことになってます。これは個人情報を守るという意味では非常に大切なことなのかなというふうに思いますし、理解もできますが、その分市民と職員の距離ができたように私は思うわけですね。そういう面では、新庁舎も全く課題がないわけではないと。その課題をどのようにお感じになってるか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 新庁舎におきましては、市民目線に立った快適な窓口環境の構築ということで、1階におきましては窓口コンシェルジュを配置いたしまして、丁寧な接客を通して来場されるお客様の満足度向上、そういったものに努めているところでございます。また、1階には個別の相談室というものを十分に確保いたしておりますし、そういったことでプライバシーの保護にも努めているところでございます。2階から5階につきましても、カウンターの外側には打合せができるミーティングスペースを十分確保しておりまして、職員の丁寧な接客対応、これに職員が常に心がけるように指導をしているところでもございます。 今後も職員の接遇研修等、そういったものを通しまして、市民目線の分かりやすい快適な窓口環境、そういったものに努めていきたいというふうに考えておりますので、議員御指摘の点も十分、我々肝に銘じながら窓口対応に限らず、職員の研修等を通しましてしっかり指導していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今、部長のほうからいろいろ市民対応のよくなった点もPRされまして、それはそれでそのとおりだろうなと思いますが、市民との距離を、そうは言うけど、まだまだ定着してない部分がありますし、そこにどういう問題があるのかは常に気を張って見ていただくことで、さらに市民との関係がよくなっていく、距離が縮まっていくということでございますので、そういう課題についてはしっかり目を見開いて見ていっていただきたいなというふうには思います。 次に、決算書51ページ、人口問題・定住化促進対策事業、この内容、339万円になってると思うんです。成果では24ページに記載されておりますが、内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 当該事業は、市総合戦略を推進するための事業でございまして、UIJターンの支援及び交流関係人口の拡大とイメージアップに位置づけられております。具体的な内容につきましては、都市部で開催される移住フェアへの出展、移住・定住ポータルサイトの運営、大手転職サイトへの記事掲載等、移住検討者向けの情報発信によりUIJターンの促進を図ることを目的としております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) おっしゃることは分かりました。 ですが、この事業、これも年々決算額としては減少しておりまして、平成28年から比較すると3分の1ぐらいに減少してきてるんですけど、これは何か原因がありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) まず、決算額については、平成27年度には市人口ビジョン及び市総合戦略を策定しております。また、平成28年度には日経ウーマンキャリアへの掲載委託、こちら6名の方を委託して掲載しております。また、令和元年度には市人口ビジョンの改訂に係る経費、これを執行しておりますので、平年と比較いたしますと決算額が大きくなっているところでございます。 なお、業務改善による事業の見直し、コロナ禍による一時的な縮小と事業費は減少しておりますが、取組自体は継続して実施しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、令和2年度の情報発信の効果としては、どのような効果があったでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。
    ◎企画部理事(宮田尚喜君) 当該事業では、移住検討者をターゲットに移住・定住ポータルサイト住もっさ!越前市と大手転職サイト日経ウーマンキャリアにて本市での働きやすさ、子育て環境のよさ、こういったものをPRしてございます。令和2年度では、移住・定住ポータルサイト住もっさ!越前市に8,378件、大手転職サイト日経ウーマンキャリアには1万7,006件のアクセスがございまして、移住検討者に本市の魅力を発信できたと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうした情報発信の成果として、定住化にはどのような成果というか実績が上がったでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 宮田企画部理事。 ◎企画部理事(宮田尚喜君) 令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響がございまして、都市圏での移住フェア等は開催できない状況でございましたが、電話やオンライン、こういったもので移住相談がございます。こういった移住相談者に対しては、丁寧かつ継続的な対応を行っております。また、市総合戦略に位置づけた各種事業に全庁的に取り組んだ結果、県がまとめた調査結果によれば、令和2年度に県外から本市へ移住した人数、こちら153人となっておりまして、平成27年度の70人と比べて大きく増加しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。十分これからも充実させていただきたいと思います。 それでは、成果指標の29ページから34ページに新型コロナウイルス感染への対策費がずっと計上されております。また、決算書では59ページに93億円という決算額になってるということですが、これは昨年春から新型コロナウイルスの感染対策費として16回の補正をしているわけですが、この感染症対策をどのように総括をし、成果があったとお考えかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 本市の感染症対策につきましては、令和2年2月18日に市新型インフルエンザ等対策本部を設置いたしまして、これまで73回の本部会議を開催いたしまして、市民の感染防止への注意喚起、生活困窮者や事業所への支援、ワクチン接種の促進などについて全庁的な取組を積極的に進めてまいりました。 予算につきましては、当初は国の臨時交付金等予算措置がなされていなかったため、財政調整基金を取り崩すなどの一般財源対応でいち早く必要額を計上いたし、その後国の臨時交付金の額決定を受けまして財源組替えなどを行い、現場の実態に応じ、都度必要な額を適切な時期にスピーディーに計上してきたというふうに考えております。主要な成果の29ページから34ページに細かく事業が掲載されております。相当の事業をしておりますが、まず令和2年4月に市民の安全・安心を第一に、最も支援が必要と考えられます子供や障害者の世帯に対する給付金や感染拡大防止のための衛生用品等の費用について、いち早く専決補正予算で計上、対応させていただきました。その後につきましては、感染防止対策事業と並行したアフターコロナ、ウイズコロナというものをにらんで、積極的な産業、観光振興支援の予算を計上しており、議会の御理解の下、国、県の事業を補いながら、状況に応じて適切で切れ目のない事業がスピーディーに実施できたと、そのように認識してるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 次に、決算書103ページ、ごみ減量化推進事業964万円が計上されておりますが、この内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) ごみ減量化推進事業における令和2年度の主な内容を御紹介させていただきます。 まず1つに、古紙類の資源回収、これについては136団体が1年間に563回の資源回収を実施しています。また、使用済み小型家電リサイクル事業としまして、市役所、あいぱーく今立、17の地区公民館等に小型家電回収ボックスを設置し、使用済みの小型家電を回収しています。また、毎月第1日曜日に旧第1清掃センターにおきまして、金属、電気製品類の拠点回収を年8回実施してまして、これらの事業によりまして、ごみの分別徹底と減量化を図ってるというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 取組については理解をいたしました。 ここで、予算も相当前年度から減額してるんですが、これもコロナの影響でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 決算額が減りまして、特に有価物集荷、集団回収、これが令和元年度、令和2年度を比較しますと、実施者数が25の団体がその資源回収自体を自粛したり、回数も合計76回減少する、回収量も632トン減少する、そういったこともコロナの影響というふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、ここの成果指標にも出てきてるんですが、市民1人当たりのごみの排出量、家庭系ごみが580グラム、1日1人、資源化率が19%になってますね。これも前年度あるいは前々年度からみると、家庭系のごみは増加傾向にありますし、資源化率は減少傾向にあります。いわゆる悪化してるということになるんですが、この理由をどのように分析されてるでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 資源回収の量が減ってるということに関しましては、コロナの影響によって減っているというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 家庭系のごみが増えてきている分析はどのようにお考えでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) ごめんなさい。市民1人当たりのごみの排出量、令和2年度の家庭系ごみ580グラムから令和元年度562グラム、18グラム増加してるということですが、その要因は、新型コロナウイルス感染症の影響によって在宅の機会が増えて、家庭から排出されるごみの量が増加したというふうに考えているというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) これも自粛で家庭内にいる関係でごみが増えたという分析ですね。分かりました。 もう一つ、決算書139ページの住宅整備費ですが、この内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 住宅整備費の主な内容でございますが、居住誘導区域内で住宅取得費用の一部を補助しております新住宅取得推進事業補助金をはじめとする住宅支援事業として1億449万2,833円、中心市街地での共同住宅の整備費の一部を補助するまちなか共同住宅整備推進事業補助金をはじめとするまちなか住宅支援事業として3,847万4,500円、新婚夫婦が民間賃貸住宅に居住する場合の家賃の一部を補助しております新婚夫婦定住化促進事業として1,491万円というふうになってます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そのほかも住宅支援で住宅取得等あると思うんですが、どのような成果があったでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 令和2年度の実績につきましては、新住宅取得推進事業補助金で131件の補助実績があり、過去最高となっております。その内訳として、転入世帯が約3割、新婚世帯が約5割となっています。また、まちなか共同住宅整備推進事業補助金の実績としては、1棟9戸の実績があり、現時点においては満室というふうにお聞きをしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) この施策によって、市の人口は何人増加したと分析されてますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 令和2年度の住宅支援事業等での転入者数につきましては213人となっており、そのほとんどが20代、30代で、住宅政策により若い世代の人口増につながってると考えております。さらに、家族の人数が増えていく可能性もあることから、今後の人口増につながるものというふうに考えています。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 以上で決算審査に係る質疑は終わりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それでは、お願いします。 越前市各会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の7ページ、財政分析というのがあります。ここに特徴的な指数が3つ記載してありますが、これの指数は近年どのように変化をしているのか。それと、もう一つはその要因を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 監査意見書の7ページの財政分析のところに、まず財政力指数というものが記載されております。財政力指数につきましては、御案内のとおり、基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値の3年間平均ということで、これが1を超えますと不交付団体ということになります。逆に言いますと、高いほどいいという考え方ではございますが、越前市につきましては、ここに記載のとおり令和元年度、令和2年度、0.75、0.74ということで、類似団体が0.73ではございますけれども、ほぼこのような数字を維持しているというところでございます。また、県内の数字、財政力指数の状況等を比較いたしますと、7ページのところにも記載されておりますけれども、令和元年度比較でいいますと本市は0.74であり、県内で3番目に高い財政力指数を持ってるということでございます。 この財政力指数が高い要因といたしましては、本市特有の税収構造といいますか、電子部品や自動車、半導体関連の国内有数の企業を柱とした堅実な税収構造、そういったものを持っているということが強みというふうに分析しているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 7ページのところで、県内9市の財政力指数の状況が令和元年分出ています。ここで越前市の隣に書いてある市が0.84という数字になっていまして、結構高いなというふうに、この表だけ見るとそういう認識をするかなというふうに思うんですが、実はこの市が、3年か4年前の大雪で職員の給料をカットするような、そういった動きもあったという、非常に危ういところだったかなというふうに思うんですが。この表だけを見てると、そんなことが全然うかがわれないということなんですが、これはどういうふうな要因というか、どういうふうに読み取ればいいんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 財政分析の指標につきましては、様々な角度によりまして物差しといいますか、指標の分析がございます。その一つとしましては、今申しました財政力指数ということでございますが、ここの下に書いてございます、経常収支比率とか、先ほどから質疑にもございましたが、健全化判断比率に用いられます指標等々、そういったものがあります。また、これとは別に財政調整基金の残高ということも一つの見方ということで、多面的な見方というものが必要になってくるかと思っております。 今のお隣、福井市さんの例でいいますと、確かに財政力指数というものは0.84ということで、都市力ということでこういう数字になってるのかなというふうには思いますが、片やこの中にも書いてございますが、財政調整基金の残高等、また後ほど御確認いただきますと、かなり数字的には福井市としてはどうなのかなというような数字にもなっておりますが、他市のことにつきましては私が述べることではございませんが、そういった分析で、一概に1つの物差しだけでは判断が難しいのではないかというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 確かに1つの指標、そしてまた単年とか数年の指標の変化だけでは、なかなか自治体の財政を考える、占うには材料が、短いスパンで財政運営がどうなるかというのがなかなか分からないというのがこの指数の表れかなと思うんです。 8ページに経常収支比率が、越前市が令和元年ですが92で、隣が93.1、これも高いですよという話と、もう一つ、9ページにも実質公債費比率がありますが、越前市が11.6、全国が5.9で、というふうに見るとこれは倍ぐらい違うとどうなるのかなというのは、ここだけ見てると、一般的な市民の人は危ないんかという、そんなところも見えるというか考えてしまうので、これはいかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) まず、経常収支比率に関して御説明をさせていただきます。 経常収支比率につきましては、経常一般財源、いわゆる地方税とか地方消費税交付金、あと普通交付税、臨財債の発行可能額、そういったものに占めます経常経費に充てられます一般財源等の比率ということで、それが令和元年度92、令和2年度91.2ということで、逆に言いますと、低いほうが残りの分がその市独自の政策に充てられる経常一般財源になっていくということでございます。 本市の場合、例えば令和元年度で申しますと92.0ということで、分母、分子の関係を見ますと、約8%相当が裁量によって使える経常一般財源というような機械的な考え方ができます。金額で申しますと7億3,000万円程度というような形になります。これが多いのか少ないかという考え方でございますが、これは他市とのいろんな分析というものも必要になってくるかとは思いますので、今回まだそこまで詳細に分析しておりませんが、そういった考え方の経常収支比率というものを御覧いただけると分かりやすいかなというふうに考えております。 また、実質公債費比率でございますが、議員御指摘のとおり、全国平均類似団体5.9が11.6で、これだけ違うってどうなんだという話ですけれども、実質公債費比率につきましては、標準財政規模を分母といたしまして、分子には公債費というふうに考えていただければ結構かと思います。ということは、類似団体と比べまして5.9と11.6でございますので、約6ポイント近く差があるということでございますので、分母が標準財政規模が200億円程度でございますので、200億円の0.6%分の公債費が越前市の場合は類似団体よりも多いという考え方でございますが、これは例えば国の基準で申しますと、25%までいこうと思いますと、逆に言いますと倍以上の分子が増えないとそんな数字には決してならないということで。冷静に実質公債費比率の意味するところを御理解いただけると、そんなにびっくりするような数字になるはずがないというふうに私では、財政当局のほうでは思っておりますけれども、そういったことに看過するわけではありませんが、しっかり財政見通し等を立てる中で、こういった政策をすることによって分母、分子がどのように動いていくのかということも注視しながら財政運営に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 25%とか数字を言われましたけど、なかなか今の説明でいくと、それを市民の人にどう説明するかなという、なかなか考えるのが困難なところが出てくるんですけど、結局はここに出ている数字だけでその都市というか、自治体の財政運営がいいかどうかというのはなかなか判断できないという資料かなと思います。自主財源比率とか単年度収支とか市債の状況、それの経年の変化をずっと見ていって、初めてその自治体の財政運営がどうかということが判断できるのかなと思うんですが、ここの意見書の中ではそれが全然見えてこないという、なかなか分かりづらいという意見書かなというふうに思います。 塚崎代表にお聞きしたいんですが、こういった記入の仕方を、表し方を、最初の審査の結果では財政運営は1ページにありますが、おおむね健全な財政運営が図られたものと認めるという、そういった根拠が長年の蓄積からあるのかなと思うんですが、ですけどこの資料を見てるとそれが分からないという、表し方がどうかなと思うんですが、いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 塚崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(塚崎正巳君) 監査意見書の総括のところにでも、68ページですね、記載させていただいておりますように、2ぽつから3ぽつ目ですけれども、総じてしっかりやってらっしゃるということであります。 先ほど、企画部長からも答弁がありましたように、各種財務指標については、人間ドックのいろんな健康指標と同じように、各自治体の財務体質によってそれぞれ異なりますので、そういったものと総括して全体を把握する必要があるということであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 全体を把握するというのが、いつの部分の全体かというのがあるんですが、ここに参考で、例えば県内9市の指数状況が書いてありますが、これは参考として近年のとか5年ごととか、そんな数値を載せてもらえると、少し判断材料が増えて、説明もしやすいのかなと思っておりますので、これについては答弁は要らないです。これからそういうことをしてほしいなという要望にしておきたいと思いますが、おおむねというところが、全体として見ればそういう状態にあると判断でき、例外もないということを表す副詞という、そういった定義がおおむねという言葉があるんですが、そこら辺はどうですかね、何か以前にも聞いた覚えがあるんですけど。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 塚崎代表監査委員。 ◎代表監査委員(塚崎正巳君) 地方自治法上の監査につきましては、一般的な監査につきましては、例えばお墨つきをつけるとか、そういった言葉で表されるんですけれども、自治法上の監査につきましては、監査の決算そのものに対して一定の責任を持つというものではありません。監査した内容、それから監査した結果について責任を持たせていただくのが私ども監査の立場でございまして、そういった意味では、このおおむねという表現は、中にも幾つか宿題といいますか、課題も記載させていただいておりますので、そういった意味でのおおむねという意味での記載でございますので、御理解賜りたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 分かりました。 それと、自主財源比率のところに戻りたいんですけど、令和2年度の自主財源決算額は全体の39.8というところですが、これはどういう状況なのか、そしてまたほかのところと比べてどうなのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 自主財源の比較に用いられます指標といたしましては、逆に言いますと、自主財源比率そのものずばりでの比較ということよりも基準財政収入額を基準財政需要額で除した、先ほど御説明しました財政力指数、そういったもので表されるものでございます。この数値が高ければ自主財源が多く、先ほど申しましたが、1を超えると普通交付税は不交付ということになるということでございます。 監査意見書の7ページにも記載されておりますが、先ほど御説明しましたとおり、県内で3番目に高く、類似団体の平均値の0.73よりも高い値というのが本市の現状でございます。先ほど申しましたが、そこら辺の財政力指数が高いということは、本市の税収構造、そういったものが大きく起因してるというふうに分析しておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それと、11ページの10、11ですね、市債の状況の11ページのほうに分かりやすい、市民1人当たりの市債残高の推移と書いてありますが、これの説明と経年変化の理由を分かりやすくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 監査意見書10ページ、11ページに記載されております、そのとおりでございますが、令和2年度末の一般会計の残高470億8,223万円、これは市民1人に換算いたしますと市債残高約57万円となってるところでございます。しかしながら、この一般会計の市債残高のうち7割近い320億円程度が元利償還金につきまして交付税措置がある市債となっておりまして、その内訳といたしましては、元利償還金の100%が交付税措置されます臨時財政対策債、これが159億4,800万円余り、元利償還金の70%が交付税措置されます合併特例債が125億2,895万円などとなっております。これら国の交付税措置、いわゆる財源保障ですね、国の財源保障がない市債残高を見ますと全体の3割程度、約150億円ということで、市民1人当たりに換算いたしますと18万円程度ということでございます。 ここら辺というのは、先ほど言いました時系列の比較でございますが、合併当初と比べますと財源保障、いわゆる財政措置がある、なしにかかわらず、全体の1人当たりの金額で申しますとおおよそ44万円程度だったと思うんです、合併の当時は、1人当たり。ということは、17万円程度増えているということでございますが、今ほど御説明いたしました、財源保障がある市債というのがそれ以降どんどん国の制度改正によりまして、臨時財政対策債もそうですけれども、そういったものがなされているという中で、合併当時の比較で申しますと、元利償還金の財源保障がされている起債の除外した分が幾らかということにつきましては、今となりましては数字が出てこないという状況ということでございますので、単純には比較はできませんけれども、国の制度が変わってきているという中で単純に市民1人当たりの借金が増えているということでびっくりするというような数字の話ではなくて、その裏には国の財源保障がしっかりされているという制度の中で市債を発行しているということでございますので、御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 今ほどの説明というか、それをもうちょっと分かりやすく、これから市民の人にもそんなことが分かりやすい資料で見れるようにしてもらえたらなと思っております。 それで、要望なんですが、監査意見書の結びに、68ページに本年度の決算状況を概観するとというように書いてありますが、ここの御指摘をしっかりとこれから以降の財政運営に生かしていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 議案第50号から議案第56号までの7案については20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、本7案については20人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。 お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、吉村美幸君、中西昭雄君、砂田竜一君、清水一徳君、桶谷耕一君、近藤光広君、橋本弥登志君、小玉俊一君、加藤吉則君、大久保健一君、吉田啓三君、題佛臣一君、三田村輝士君、安立里美君、大久保惠子君、城戸茂夫君、小形善信君、前田一博君、前田修治君、片粕正二郎君、以上20人の諸君を指名いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました20人の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。 暫時休憩いたします。 ここで決算の認定案に対する理事者への質疑が終了いたしましたので、説明のための出席者のうち塚崎代表監査委員にはこの後の議事について退席をいただいて結構です。お疲れさまでした。 換気のため、ここで休憩いたします。 11時20分再開といたします。       休憩 午前11時13分       再開 午前11時19分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ================ △日程第8 議案第58号 ・ 日程第9 議案第59号 ○議長(川崎俊之君) 日程第8議案第58号越前市道の駅設置及び管理条例の制定について及び日程第9議案第59号越前市水道事業給水条例の一部改正についての2案を一括して議題といたします。 本2案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) よろしくお願いします。 私のほうからは、議案第58号の越前市道の駅設置及び管理条例の制定についてお聞きします。 こちらの条例につきましては、先般の議員説明会並びに本議会の市長所信でも御説明があったんですが、どういった内容の条例なのか、改めてお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 本条例につきましては、道路利用者及び北陸新幹線越前たけふ駅利用者への良好な休憩の場の提供、地域環境の促進、市民と来訪者との交流促進並びに地場産品の販売による地域産業の振興を図る施設として道の駅越前たけふ駅を設置すること及びその管理に関する事項を定めるため制定しようとするものです。 内容としましては、道の駅の名称、位置、施設の構成、開館時間や休館日、使用料の設定、事業内容等をうたうものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) こちらの道の駅は越前たけふという名称に決定したということです。大野市の例になるんですが、新しくオープンしました道の駅の荒島の郷のほうでは、目標にしていた年間38万人の来場者数を4か月で達成したと新聞報道にありました。本市にできる道の駅越前たけふにも集客を期待するところなんですが、本市としてこの道の駅へ集客を促すような事業ですとか催しなどを展開するようなお考えはあるのか、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 道の駅におきましては、物販飲食等運営業者による鮮魚や野菜、丹南地区の伝統工芸品や地元のお土産の物販、そして立ち食いそばとか駅弁販売、飲食施設での市3大グルメの提供などによる食での誘客を図っていきたいというふうに考えています。また、多目的広場や交流広場を活用しまして、カニ祭りやそば祭りなど季節に合わせて実施する食のイベント、また野外コンサート、広さや夜の空間を生かしたにぎわいを創出するイベント、こういったものを実施しまして誘客を図っていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) この条例案を見ますと、道の駅の開館時間が午前7時から午後8時までとなっています。他市町の道の駅の状況を調べますと、大体午前9時から午後6時までの開館時間となっていることが多かったんですが、この開館時間、午前7時から午後8時までというふうに設定されるのはどういうお考えからなのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 本市の道の駅は、他市町の道の駅に比べまして新幹線駅に隣接してるということ、そして高速道路のインターチェンジの近くにあるという、こういった立地的特徴を有しています。早朝から夜にかけての新幹線利用者への対応をはじめとしまして、高速バス利用者へのチケット販売、こういったことを想定しながら午前7時から午後8時までと設定したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 少し話は変わるんですが、喫煙所の話になるんですが、JR北陸本線の武生駅、こちらのほうには今喫煙所がなくて、近隣の施設の喫煙場所でたばこを吸ってる方を見かけることがあります。過去に武生駅周辺でたばこのポイ捨てが問題になったケースを聞いてまして、北陸新幹線の越前たけふ駅のほうに喫煙所が設けられるかというのは分からないんですが、人が集まって、にぎわいの場所で正しい分煙というのを進めて、受動喫煙を防止するということのためにも、道の駅越前たけふにも設備が整った喫煙場所があってもいいかなというふうに思いますが、道の駅内の喫煙所、喫煙室設置についてお考えがありましたらお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 御指摘のとおり、当該道の駅には新幹線利用客を含めまして多くの来訪者が予想されます。こういったことから、適切な分煙対策による受動喫煙の防止については重要な課題であるというふうに認識しています。 今後、県内他市町の道の駅の先進事例を調査分析しまして、その上で受動喫煙の防止に十分配慮しながら、屋外設置というものを検討していきたいなというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) ぜひとも分煙についても検討していただきたいと思います。 話は戻るんですが、先ほど条例案の内容で御説明いただきましたように、観光の推進、交流の推進、地域産業の促進、良好な休憩の場の提供ということにつきましては、条例の第1条のほうに記載されてまして、にぎわいの場所をつくりたいという担当職員の気持ちが十分に伝わってきますので、その気持ちをぜひとも形にしていただきましてにぎわいの場をつくっていただきたいと、市民の方も期待してますので、どうぞよろしくお願いします。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) じゃあ、私のほうもただいま議題となっております議案第58号道の駅設置及び管理条例の制定の中身についてお聞きをしたいと思います。 この条例の目的と概略は、今ほど砂田議員の質疑で明らかになっておりますので、具体的な条例の中身について何点かお聞きします。 まず、7条に損害賠償等という項目があります。それは、ちょっと読み上げますと、その責めに帰すべき事由により施設設備、展示品を毀損し、または減失した者は速やかに市長に報告するとともに、これを原状に復し、またはその損害を賠償しなければならないと、いわゆる損害を与えたその人の責任による場合はちゃんと補償しなさいよと、賠償しなさいよということなんですが、その後に続いて、ただし、市長がやむを得ない理由があると認めたときは、その限りでないということがついてます、ただし書があります。その責めに帰すべき事由があっても補償しなくてもいいという場合があるということなんですが、これはどのような場合が想定されるのか。いわゆるほかの条例ではこういうただし書があまりないんですね。何か特別なことがあるのかどうかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) やむを得ない理由としましては、例えば病気に起因する転倒、こういったことが考えられまして、こういう場合は原因者に損害賠償等の義務を負わせないことができるただし書ということ、そういう理解でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) もう一度言ってください。どういう場合ですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長
    産業環境部長(奥山茂夫君) 例えばですが、病気によって心臓が悪くなって転倒して、そういったときの損害賠償というものについては義務を負わせないことができるというふうなただし書でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今の説明はある意味分かりやすいんですが、例えば心臓発作とか、あるいはつえをついてる人が何かの関係で触れた、壊したということは補償しなくていいということは理解できます。でも、それはその責めに帰すべき理由にならないと私は認識しているので、故意的に、意識的にすることそのものが責めに帰するべき事由というふうに認識するとどうかなと思ったもんでお聞きするんですが、その内容でよろしいんですか。 例えばの例が、病気という、そういう限定でいいのかどうか、特別それはほかの条例で見てみると、その病気とかあるいは身体的な何かの都合で急に異変が起きて壊したということがあったとすると、それはその責めに帰すべき理由にならないというふうに私は思うんです。ほかの条例もそういうふうに読み取れるんですが、病気なんかでなった場合は、その責めに帰すべき理由だけれども補償しなくていいという、そういう認識だということでよろしいですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 少し整理させていただきますと、基本的には何かあった場合には原状回復、またその損害を賠償していただくというのが原則。ただし、こういう何か例外のような場合があった場合には、やむを得ない理由があったときにはいいですよというふうな規定でありまして、具体的にどういう場合かって話になりますと、弁護士とかそういう損害賠償額が幾らになるのかとか、そういったことについては個別案件的にやむを得ない理由というふうなことをどう判断するかというのは、そういう個別的に考えていくというふうになると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) どんなことが起こり得るか分かりませんので、その場合のただし書がついてるというふうには理解させていただきます。 次に、11条使用料なんですが、ここで営利目的に使用する場合は2倍額とするとなってるんですね。また、使用者が入場料を徴収する場合は10倍額となってるんです。これはほかの条例と比較しても、例えば生涯学習センターでいうと営利目的が20倍、柳荘なんかやったら3倍とかまちまちなんです。その施設の目的もありますからなんですが、ここを営利目的の場合2倍、入場料を徴収する場合10倍としている、その理由は何なんでしょう。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) まず、営利目的に使用する場合は各使用料の2倍額、入場料を徴収する場合は今ほど議員おっしゃるとおり10倍額を徴収する。このことにつきましては、今催事利用を目的としてます新しい施設として9月オープンする武生中央公園の屋内催事場の倍率、これと合わせて設定をしているところであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 催事場と合わせる、じゃあ催事場は何に合わせたのかということになるんですが、道の駅のことですので、そこは横へ置きまして。 これは、ほかの施設ですと市外利用者の場合は5割増しというのは結構多く設定されてるんです。この道の駅については市外とかという項目はないんですが、これは何か理由がありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 市外利用者の規定につきましては、この道の駅が丹南の玄関口であると、北陸新幹線越前たけふ駅に隣接してると、そういったことから広く近隣市町の住民とか事業者の皆さんの利用をしていただきたい、そういったことを想定する施設でありますので、市内外の利用区分については設定しなかったというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) よく分かりました。 それで、私、今回の条例制定のこれをいろいろ見させていただいて、例えば湯楽里とか和紙3館とか類似の施設があるんで、この条例と比較してみました。 私が思うのは、条例は憲法あるいは法律の範囲内、それに逸脱しないということで、市が行おうとする市民サービスを分かりやすく市民に示すものだというふうに認識をしております。また、市民との約束事、越前市の法律というふうにずっと思ってきました。 今回、いろんな条例と比較してみると、その条例を制定した時期によって言い方が違います。これはやむを得んかなと思います。また、考え方が違ってきてる場合があるんですね。考え方が違うというのは、言い方が違うのは訂正も必要ないかもしれませんが、考え方が違ってきてる、なんだけれども古い以前の条例をそのままにしておくというのはなかなか市民には分かりにくいというか、むしろ条例の言い方によって混乱とまではいかないけれども、新しい条例に合わせて整合性を取っていくというのが非常に大事なことかなと。 だとすると、今回の道の駅の設管条例を制定するのに合わせて、ほかのも改正が必要だなというふうに思ったら同時に改正していくということも今後必要なのかなというふうに思っています。これは感想です。 最後に1点だけ聞かせていただきたいんですが、第14条で管理の代行の点ですね。道の駅を指定管理できるという規定がありますが、この道の駅は公募によりますか、非公募によりますか、どちらでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 公募により行いたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 公募でこの道の駅の指定をしていくということですね。分かりました。 もう一つの点ですね。水道事業給水条例についても何点かお聞きをしたいと思います。 この一部改正の目的を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 一部改正の目的でございますが、県の日野川地区水道用水供給事業におきまして県が市へ供給する水道用水の供給単価が本年4月から引き下げられたため、4月に市水道料金協議会を設置し、市長が水道料金の見直しについて諮問し、検討を行ってまいりました。7月30日には市水道料金協議会より答申が出され、その内容に基づきまして本年10月から料金の引下げを実施するためでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 県水の供給単価が下がったので越前市の水道料金も下げるということで、市民の皆さん大変喜ばれたと思うんですが、今回のこの水道料金の改定、どこに重点を置かれましたでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 今回の水道料金改定案でございますが、水道使用者の6割が使用している2か月で20立方メートルから60立方メートルまでの使用水量を中心に値下げをすることや、家庭用の平均使用水量36立方メートルと営業用の平均使用水量75立方メートルの使用水量に配慮する内容となっています。 独居世帯も含めまして、そういった家計に配慮するとともに、飲食店等の営業関係者へも配慮できる値下げの方法と考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 6割利用してる、そこにターゲットを絞り、とりわけ一人暮らしとか事業所の皆さんにも気を配ったということです。 今回、基本料金が見直されてないんですけれども、それは何か理由があるんでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 基本料金につきましては、水道の使用量に影響されない水道メーターに関する費用や検針、徴収費用等の固定経費を配分しているため、今回の改定では据置きとしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 越前市の水道料金ですが、鯖江市とか坂井市に比べると比較的高い設定になってますし、また大量の水道を使う事業所も比較的高い設定になってるんですね。県内でいうと大野市が、これは配管の関係からかなり水道料高いんですが、事業所で大量の水を使うところは大野市よりも高くなってしまうという、そういう点があるんですが、これは今回の設定ではどのように考えて設定されてますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 議員御指摘のとおり、他市と比較して比較的料金が高いというところでございますが、今回の水道料金の改定におきましては、特に大部分の需要家の方が使用している水道区分を引き下げておりまして、大口需要家の使用水量部分につきましては一律2か月で税込み440円の引下げになっております。 市水道料金協議会の審議におきましても、将来使用水量が減少するとなりますと、大口需要家に使用を促す目的で、大口の水量料金を引き下げるということも一つの手法というところで意見はいただいてるところでございますが、将来の課題というふうに認識をしているところでございます。 しかし、今回の還元額が約5,000万円と限られることから、独居世帯や2人から3人世帯、また飲食等の営業関係者に配慮した改定としており、この辺御理解願いたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今回の改定は市民の皆さん本当に喜ばれると思いますし、私自身も含めてですが。今まさに少子・高齢化社会を迎えて、人口減少を迎えております。水道事業経営戦略でも令和12年には7万6,654人に人口が減ると予測をされてますし、併せて人口が減るということは、やっぱり水需要も減少していくということも見込まれるわけですが、今回の改定は、そうした人口減少や水需要予測の減少に加え、問題になってます老朽管の管路の布設替え、こういったことも必要になる将来を見通した持続可能な改定としてなされているのかどうか、お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 松村建設部理事。 ◎建設部理事(松村英行君) 今回の改定につきましては、料金見直し後におきましても黒字を維持することを前提としております。この際の財政シミュレーションでございますが、県水購入費7,000万円の削減、料金収入5,000万円の減収、そして老朽管や老朽化施設の更新費用としまして年間約3億円を含みます年間約6億円の投資を見込んだ将来予測を行いまして、その結果、10年間以上の黒字が維持できる見込みとなっているところでございます。 今後につきましては、令和3年3月に策定しました市水道事業経営戦略を今回改定する水道料金に併せまして改定を行い、令和7年度には市水道ビジョンを改定する予定でございます。その際、中間年度の経営状況の検証を行いまして、引き続き持続可能な水道事業となるよう検討を行ってまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 今後も市民が安心して使える水道供給に向けて取り組んでいただきたいと思います。 以上で質疑は終わります。 ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 議案第58号及び議案第59号は産業建設委員会に付託いたします。  ================ △日程第10 議案第60号 ~ 日程第12 議案第62号 ○議長(川崎俊之君) 日程第10議案第60号市道路線の認定等についてから日程第12議案第62号武生中央公園総合体育館、水泳場、庭球場及び多目的グラウンド、越前市武道館並びに越前市武生体育センター指定管理者の指定事項の変更についてまでの3案を一括して議題といたします。 本3案に対する質疑に入ります。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 議案第60号については産業建設委員会に、議案第61号及び議案第62号については教育厚生委員会に付託いたします。  ================ △日程第13 議案第47号 ~ 日程第15 議案第49号 ○議長(川崎俊之君) 日程第13議案第47号令和3年度越前市一般会計補正予算第4号から日程第15議案第49号令和3年度越前市水道事業会計補正予算第1号までの3案を一括して議題といたします。 本3案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) では、よろしくお願いいたします。 私のほうからは、議案第47号補正予算の件について何点か御質問をさせていただきたいと思います。 まず、第1点目ですが、歳入項目13ページ繰越金及び歳出項目、財政調整基金事業でありますけれども、まず歳出項目の財政調整基金、5億円を積み立てるこの根拠ということについて教えていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 財政調整基金の積立につきましては、地方財政法第7条に基づき繰越金の2分の1以上を年度末までに積み立てることとしておるところでございます。 前年度からの繰越金は約9億円でございましたので、その2分の1は約4億5,000万円となりますが、本年度も堅調な税収が見込まれることを想定いたしまして5,000万円を上乗せし5億円を積み立てる、そういった予算を計上させていただきました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 法律にのっとって、その半分を積み立てる、さらには税収の上前も含めて約5,000万円積立てをして、約5億円されるということは分かりました。 それを見ながら昨年度の事業も見ておりましたけれども、やはり同時に繰越金が約10億円あって、昨年もこの時期に5億円の積立てをされていたというのは確認を取れました。 そんな中で、繰越金の増減によってこの積立金が決まるということは分かったんですけれども、ここでなぜ今回9億円近くの繰越金が出たのかという点でありますけれども、基本的には当初予算にのっとって予算執行をするはずなので、当初予算は1億円の繰越しと予算されてましたから、決算としてもやっぱり1億円の繰越しでないといけないのかなというふうに思うわけでありますけれども、つまり引き算でしますと今回9億円の繰越金が出たということは、つまり8億円の余剰が上乗せで出たというふうにあります。営利を目的とする企業会計の場合は、それはもうかったものはもうかったと、それでいいのかなというふうに思いますが、やっぱり財政はそういうわけにいかないのかなというふうに思っております。その上振れの原因というのを、これは先ほどの決算審議の中でお尋ねしなきゃいけないのかなというふうには思いますけれども、関連ですのでお尋ねをしたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) お尋ねの繰越金の件でございますが、先ほどもちょっと御説明させていただきましたが、令和2年度3月補正予算におきまして、当初予算と比べ市税を6億7,000万円増額補正したところでございます。決算におきましては、さらに2億2,500万円上振れが生じたということで、歳入で税収が増えたということでございます。 また、歳出面でございますが、工事等入札差金や、また令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響などによりまして事業中止あるいは縮小したものなど、また同じく令和2年度3月補正予算に減額補正したところでございますが、市内、県内の感染状況が日々変わっていく中で、手探りの状況の中で事業執行、予算執行をしたということでございまして、さらに不用額が発生したものというふうに分析しております。 今後、多額の不用額というものにつきましては、予算を編成する上で無駄のない予算執行ということを原則にしておりますので、当初予算の編成においては事業費を精査するとともに、年度途中の執行状況の把握につきましても適切に行ってまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 特に昨年度についてはコロナという中において、大変予想がしにくいという形になったんではないかなというふうに思います。そんな結果でこうやって繰越金が出たということについては、ある意味致し方ない部分もあるのかなというふうに思いますし、予算と決算の対比というのは当然あるべき、差が出てくるというのは仕方ないのかなというふうに思ってます。 では、じゃあ残った繰越金、それをどうやって使うのかというのが非常に大事になってくるのかなというふうに思いますけれども、今回約半分の4億5,000万円ですか、これだけが本来の繰越金ではない余剰の繰越金として出てきてるわけでありますから、これはじゃあどうやって使っていくのか、このあたりが大変興味があるところでありますが、今回はこれはどのようにお使いでいらっしゃるわけでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 今回、財政調整基金に積立てを行わない繰越金の残額でございますが、この場合につきましては、例年補正予算の保留財源ということで年度末までの財政需要に対応するというような考え方を持っております。 本市におきましては、当初予算におきましては御説明しておりますとおり、1年間の必要経費を見込む通年型の予算を編成しておりますが、当初予算編成時には見込むことができなかったもの、また国や県の補助事業の追加や変更、さらに緊急でやむを得ない事態が発生した──災害等々ですね──そういったものにつきましては市議会定例会にて補正予算ということでお諮りをさせていただいているところでございます。 今議会提出の9月補正予算におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、えちぜんし割クーポン発行事業や観光推進事業といった経済対策、また定住化促進としての住宅支援事業のほか、国県補助事業に対する市負担分の対応、そういったことで財政調整基金の5億円と合わせまして6億4,935万6,000円の繰越金を計上したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 通年型予算という中においてこの繰越金を使っていくということでありまして、また今回についてはこの補正予算で新型コロナウイルス対策債、えちぜんし割とかそういったものにお使いでいらっしゃるというふうなことでありましたけれども。 基本的なところにおいて、予算として余ったというところについては、やはり補正予算の中で、原則的には去年できなかったこととか、市民の皆さんが長年の間要望されている事業、特に社会的インフラ整備とかが多いかというふうに思いますが、過年度流れた事業とかそういったものを優先に充当すべきではないかなというふうに思っているわけであります。 各事業部の方々が財政のほうにこういった要望を出されているのかと思いますけれども、そのあたり、逆に財務のほうから、これだけ余剰が出てくる見込みがあるからこういったところ使うところはないのかというふうに逆に要望を上げていただくとか、そういったふうな庁内の仕組みづくりというのを考えたらどうかなというふうに思いますが、そのあたり、お考えのところはありますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 予算編成、特に当初予算でございますが、先ほど申しましたとおり、通年型予算編成ということでもございまして、年度当初の税収や交付税など年間の財源を適正に見込む中、その上で各課から予算要求される内容につきまして必要な行政サービス等の経費や事業の妥当性などを十分に時間をかけて査定を行って、その年度の当初予算案として計上、議会のほうへ提出させていただいているところでございます。 一方で、補正予算の考え方でございますが、先ほどとちょっとダブりますが、国、県の補助事業などの制度変更に伴うものや災害復旧など緊急に対応すべきもの、今回ですとコロナ対応ということも該当するかと思います。年度途中に行政サービスの低下を招くことなく様々な状況変化に対応していくために、重要度や緊急度などを総合的に判断した上で、今後の財政需要、あと財源状況、そういったものを考えまして適切に対応しているところでございます。 近年におきまして、御案内のとおり経済対策等を目的といたしました国の補正予算、そういったものが非常に多く成立しているケースが多く、これら国の予算と市の一般財源を組合せながら必要な事業を補正予算で対応しているところでございます。 今後も通年型による予算編成を行い、国の経済対策や災害対応など状況に応じた予算編成、補正予算編成、そういったものに努めてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。 いろいろな、予算の中において国の事業とか様々なところが出てくる中において対応せざるを得ないというのはよくよく分かりますけれども、やはり市民目線で考えますと、長年お願いをしているところがなかなか事業化にならないのはなぜなんだろうというところの要望も数多くあります。繰越金が出てきた場合については、そのあたりも考えていくという体制、考え方というのはお願いしたいなというふうに思いますし、それが実現できるような体制をつくってやっていただきたい。改めてですけれども、それは要望して終わりたいというふうに思います。 続きまして、今度は16ページですね。 新公立認定こども園整備事業についてお尋ねをしたいというふうに思います。 この事業の内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 吉野地区公立園建設に係る委託料724万2,000円となります。具体的には、同園候補地の測量業務委託費用の363万4,000円と、開発行為における許認可申請等業務委託費用360万8,000円となります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) これは吉野地区の新しいこども園の計画ということでありますけれども。 それでは、こども園そのものの計画概要ということについてはどのような計画にされてますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 子ども・子育て支援計画(第2次)に基づきまして、幼・保一体化に向けた集約化、複合化を行います。家久保育園、吉野幼稚園2園を集約化しまして認定こども園1園を新設いたします。定員につきましては、2園における現受入れ児童数143人に対しまして150人と設定しました。また、規模につきましては敷地面積を約2,900平方メートル以上とさせていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 2園を合併して1園にすると。今現状、定員143名なので150名を設定されると。そしてまた、広さについては約2,900平米ぐらいというふうなことでありますけれども。 今、吉野地区においては宅地造成がかなり進みまして、非常に住民が地域、増加傾向にあります。確かに全体的には人口減少なのかもしれませんけれども、地域的に鑑みますと、この地域は非常に人口が多いです。特に、やはり若い世代の方が非常に移入をされているという中において、現状の定員のまま、若干微増でありますけれども、この設定でいいのかどうかというところが一つ疑問に思うということと同時に、確かに吉野地区にはほかに私立の2園がございます。その方々との意見調整とか、また地域的な部分で周辺住民とか実際保育園、幼稚園に行ってらっしゃる親御さんの御意向も伺ってこれらの概要計画をされたのか、そのあたりについて教えていただきたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 市子ども・子育て支援計画(第2次)では、少子化と保育ニーズのバランスを考えながら保育の受皿を考えております。市内4エリアに分けまして、確かに議員おっしゃるとおり、吉野地区につきましては人口が増加していくエリアとして認識しております。そのため、昨年6月に市長から子ども・子育て会議に諮問いたしまして、同会議で意見をいただきながらこちらの公立認定こども園の整備方針を取りまとめ、その後、議会をはじめ利用者、保護者、地域住民、関係機関、また地域の吉野地区におきましては2つの私立のこども園、幼稚園の関係者にも御説明し、御意見を受けた上で整備方針を決定しているところでございます。 つきましては、同地区内の民間への経営の圧迫につながらないような考慮もいたしまして、家久保育園と吉野幼稚園の2園における現受入れ児童数と同等の定員150人と設定したところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 分かりました。しっかり聞かれて設定をされたということでありますけれども。 ちょっと質問を、関連してですけれども、保育士さんの確保ということについてはどのように考えていらっしゃいますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 保育士の確保につきましては全国的な問題、課題でございまして、越前市につきましても課題と考えております。 そこで、市単独で、私立園に対しましては保育士確保を積極的に応援する補助金を新設いたしておりますし、公立園につきましては毎年度保育士を必要数採用しております。また、今回の公立園の整備につきましては、複数園を集約することで職員を集約化できると考えております。 保育士の処遇改善につきましては国、県へ引き続き要望してまいりますし、今後も仁愛大学等と連携を深めながら公私立一体になって保育士確保に取り組んでまいりますので、御理解をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 大変な激務、特にコロナ禍の中において本当に苦労されている保育士の皆さんですので、やはり一番思われているのは費用対効果というんでしょうか、処遇ということについて一番苦労されている、そこは改めて強く処遇改善に向けた要望をお願いをしたいというふうに思っているところであります。 それでは、また関連してですけれども、西校区のほうでいよいよ具体的にこども園が出来上がってきていると思いますが、また基本設計も上がってきているというふうに思いますけれども、その計画概要を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 越前市西校区公立園建設の基本設計につきましては6月末に提出され、利用者の皆様や地域の御理解、御意見をいただきながら概要を取りまとめているところでございます。 基本設計では、計画概要といたしまして、敷地面積を約3,800平方メートル、延べ床面積、園舎は2,000平方メートル、構造規模は鉄骨造り、地上2階建てと考えており、定員は200人を考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 地域子育て支援センターがあるということで、敷地面積3,800平米、大変広いのかなというふうに思いますが、定員200名に対して3,800平米と、非常に広いのかなというふうに思ってます。 また、そのときに課題としてあったのが、登園時の子供さんの安全確保とか送迎用の車の安全確保などの駐車場の課題とかが挙げられていたのかなというふうに思いますけれども、今回の吉野地区のこども園の立地場所について、前回子ども・子育て会議のときに頂いた資料を拝見しますと、ちょうど旧県道の石田家久停車場線沿いでありますけれども、これの資料を読みますと、南北に白鬼女線、戸谷片屋線ができていたため朝夕の送迎時の交通量が少なくて安全であるというような記載がありますけれども、この道というのは私の住まいの目の前の道であります。朝夕の状況を見ますと、とても車が多いですし、子供も多いです。その中で安全が確保できるのかな、路駐で安全が確保できるのかなと非常に疑問に思います。 また、同様に送迎リスクというふうなところで書いてありますけれども、候補地を囲んで幹線道路がラダー状に配置されるため送迎動線が複数あって確保できるとありますけれども、このラダー状といわれる──いわゆるはしご状ですよね──これは想定されるこども園の道を挟んで反対側の話なんです。そこに止めて、その道を渡っていかなきゃいけないというところにおいて、本当にこれで安全なのかというふうに私は感じます。 ここに近いところの事例では、近隣の武生商工高校──昔の商業高校ですね──そのあたりは生徒さんの送迎によって非常に渋滞します。そのあたりで、やっぱり近隣の方々も危険だとか、そういったところ悩んでいますので、ここでやっぱりポイントなのは、今の敷地面積で私は狭いというふうに感じております。今回の予算措置の中で、そのあたり調査とか測量とかされると思います。さらにはこれから計画が先に進むと思いますので、その部分も改めて熟慮していただきながら計画策定に望んでいただきたいというふうに思います。これは要望です。 最後に19ページ、東京2020オリンピック関連事業でありますけれども、こちらのほう、どういった事業でありますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) この事業につきましては、7月30日、フェンシングエペ男子団体戦で、本市出身の見延和靖選手が率いる日本代表が金メダルを獲得という偉業を達成したことを受けまして企画をしたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) これは、いつ行う事業でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 予定としましては、今月の26日日曜日ということで予定をしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 皆さんもお分かりいただけるように、村田製作所のクラスターが発生して、ようやく少し操業が始まったわけでありますけれども、なぜこのタイミングで9月26日に行う必要があるのか。この事業を行うことについては、大変御活躍された見延選手について、我々みんなでお祝いをしようと、この意思は本当に分かりますし、これは賛同に値するところなんですけれども、なぜこのタイミングでする必要があるのかというところなんですけれども、改めてこの点についてお尋ねをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 繰り返しになりますけれども、この7月30日のフェンシングエペ男子団体戦で本市出身の見延和靖選手が、日本代表が金メダルを獲得したという偉業を達成したということで、その30日を受けて企画をしたものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) パレードをするというふうに伺ってますが、それがいかがかなというところなんですけれども、別に授与式とかそういったことだけでもいいんじゃないでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) この9月26日は表彰式も予定しておりますので、パレードについては、現在県が発出しました緊急事態宣言、今月12日までの期限となっておりますので、遅くても10日頃には今後の対応について方向性を示すと思いますので、これを踏まえまして開催の可否を判断してまいりたいと考えております。 なお、表彰式につきましては感染予防対策を徹底する中で実施することとしまして、パレードについては今後の感染状況を見据えながら改めて実施の検討ができるように、延期も含めて検討していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 延期も含めて再検討ということでよろしいですかね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奈良市長。
    ◎市長(奈良俊幸君) もともとこの凱旋パレード等は、金メダルを獲得されたことのお祝いと、子供たちに金メダルを見てもらって、やはり大きな夢を育んでもらいたいという期待から計画しましたけれども、当初の段階で見延さんの都合ということと感染状況の2つを十分考えて、開催の可否も含め考えるということになってました。 ですから、一貫して見延さんのまず日程と、私どものなるべく早くこういうものはお祝いしたほうがいいという形の中で9月26日という日は決めましたが、その発表に当たっても、開催の可否については今後の新型コロナ感染状況を踏まえ適切に判断していくということを位置づけておりますので、我々自身が一番、見延選手たちオリンピックで活躍されたアスリートに迷惑をかけてはならないという思いで前提におりますので、そこはしっかりと感染状況を踏まえ判断していくということで御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 中西昭雄君。 ◆(中西昭雄君) 今、市長からそういったお言葉をいただきまして、やることについては全然いいと思いますし、ぜひ称賛に値することですから皆さんでお祝いしてあげなあかんと思いますが、やはり日程、このあたりについて考慮いただけるということでしたので、ぜひ御検討いただきますようにお願いしたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(川崎俊之君) 暫時休憩いたします。 再開は午後1時10分といたします。        休憩 午後0時06分        再開 午後1時08分 ○議長(川崎俊之君) 休憩前に引き続き質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) それでは、お願いします。 議案第47号一般会計補正予算の説明書の16、17ページです。 今回、財政調整基金事業ということで5億円の積立てがありますが、この積立てをすることによって、ほかの財政指数とか、ほかの財政のほうの数字に影響するのかどうか、どのように影響していくのかを教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 今回5億円積むことによりまして財政指標にどのような影響が出るかというお尋ねでございますが、まず基金残高でございますけれども、令和2年度末におけます財調の残高につきましては25億5,019万1,000円となっておりまして、令和3年度当初予算におきましては13億2,000万円を取り崩す予算を組んでいるところでございます。今回で積立金5億円を計上しているため、9月補正後の現計、現時点での令和3年度末の基金残高見込みにつきましては17億3,085万7,000円となる見込みとなっております。 財政指標の影響でございますけれども、基金の残高を増やしていくということは、先ほど決算質疑の中にございましたが、将来負担比率の分子のほうの控除財源が増えていくということでございますので、将来負担比率を引き下げる要因になっていくと。基金を積むことによって将来負担比率を引き下げる要因になるということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 越前市の財調の推移としては、平成18年に14億円、概算ですが、一番多いときで32億円で、ずっと最近減ってきて今回の、先ほど説明された金額になってきたというところであります。 分母が減っていって将来の比率を引き下げていくということなんですけど、これをどの額まで積立てをしていくと健全な財政運営として考えられるのか、説明できるのか、そんなのは何かありますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 本市の標準財政規模を200億円と想定いたしまして、それの5%が基準ということで、10億円が一般的に言われておりますが、どの自治体におきましてもやはりそれ以上に積んでいるというような状況でございます。 本市におきましては、やはり20億円程度必要かなというふうに私としましては思っておりますので、そこら辺どを目安に、今回当初予算で減収を相当見込みまして取り崩しておりますが、今後大型公共投資も一段落するということもございます。また、令和2年度から起債の償還、公債費と比べまして、新たに起債を起こす額を償還額より抑えるという、いわゆる昔はプライマリーバランスとかという言葉で言っておりましたけれども、そういった措置を対応しておりますので、今後は徐々に数字的には下がっていくということを財政見通しとしては持っております。 将来負担比率につきましても、財政見通しでは令和5年度前後をピークというふうには算定しておりますが、それ以後につきましては徐々に引き下がっていく、また税収もしっかり基盤が強化されれば、今度は逆に言いますと分母がしっかり増えてきますので、そこについても数値を引き下げていく要因になっていくと、そのように考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) この財調の県内9市の比較とか、そしてまた類似団体があると思うんですけど、そこら辺どもちょっと分かりましたらお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 小泉企画部長。 ◎企画部長(小泉陽一君) 財政調整基金の県内9市比較ということで、令和元年度の額で比較をさせていただきますと、まず類似団体におきましては32億4,900万円ということでございます。 全ての市を申し上げたほうがよろしいでしょうか。よろしいですか。(橋本弥登志君「いや、特徴的なもので。」と呼ぶ)では順番に、福井市が3億3,400万円、敦賀市が32億8,700万円、小浜市が17億7,700万円、大野市が16億4,100万円、勝山市が14億2,100万円、鯖江市が33億8,300万円、あわら市が28億1,300万円、坂井市が31億6,300万円ということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 橋本弥登志君。 ◆(橋本弥登志君) 県内のほかの市と比べるのが、人口規模とかそういったいろんな要素が違うというところで比べづらいのと、やっぱり類似団体の比較のほうが分かりやすいのかなと思うので、類似団体が32億円という数字が出てるということになれば、そこら辺どを目標にしてやっていくということが健全財政を運営するに当たっては説得力があるのかなというふうに思いますが。一概に基金がたくさんあるから大丈夫やという話じゃないんですけど、やっぱり隣の福井市を見ると、令和元年で3億3,000万円、これはちょっといかがなものかなという、市民の人も判断ができるかなというところです。 今後、そういった財政運営をしていくという、やはりしっかりとした理念を持っていくということが大事かなと思いますので、そういったことを要望して、この質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) お願いいたします。 予算書の16、17ページの、保健衛生費の予防費の17ページの新型コロナウイルスワクチン接種事業、これについて4,975万円ですね、この予算の詳細を教えていただけますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 新型コロナウイルスワクチン接種事業4,975万円の主な費用につきましては、ワクチン接種の対象年齢が16歳以上から12歳以上に引き下げられたことによりまして、対象者となります12歳から15歳の方に対する予防接種業務委託料、そして接種券の郵送料、また企業等で実施されております職域接種については休日を利用して行われていることから、これらに係る接種費用の休日加算分を計上しております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) コロナワクチンの接種ですけれども、高齢者を先行にして始まった接種ですが、これは今12歳から15歳までですか、拡大に伴う予算ということなんですが、そういうことで、そこの年齢層も併せて接種の状況と今後の対応についてお知らせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 対象者ごとの接種状況と今後の対応についてのお尋ねでございますが、まず高齢者の接種状況につきましては、8月末現在で89%の方が2回の接種を完了しております。65歳未満の方の接種状況につきましては、8月末時点で52%の方が少なくとも1回以上の接種を受けており、35%の方が2回接種を完了しております。また、12歳から14歳の接種率につきましては15%の方が少なくとも1回以上の接種を受けておりまして、4%の方が2回の接種を完了しております。また、優先接種者として接種を受けている医療従事者、高齢者施設等の従事者につきましては、アレルギー等の理由により接種ができない方を除いてはほぼ全員の方が既に2回のワクチン接種を完了したと聞いております。また、学校関係者、保育所職員等については9割程度の方が接種済みもしくは予約済みであると聞いております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 12歳からの方はこれからだと思いますが、ほかのところを聞きますと、ほぼ順調にいっているんではないかなというふうに思います。詳しい説明ありがとうございました。 そこでなんですが、今夏休みが明けて学校が、うちは一斉に始まりました。そして、クラスターが発生した村田も1日から、昨日からですか、順次操業を始めているような状況の中で、やっぱり感染拡大に歯止めがかけられるように、一日も早い接種の完了を目指して頑張っていただきたいんですが、今後の様子なんかいかがでしょうか。順調にいきそうでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 山崎市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事(山崎智子君) 今後の対応といたしまして、若年層の接種率向上に向けまして、12歳から18歳の方及び妊婦の方、その配偶者を対象としました9月分の優先予約枠912人分を新たに設定したところでございます。あわせて、若い世代の方にワクチン接種のことを正しく知っていただけるよう、ワクチンに関するQ&Aなどを市ホームページのほうに掲載いたしました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 了解しました。 これからも接種状況などもタイムリーに発信して、着実に進めていっていただきたいと思います。ありがとうございました。 そして、もう一つお願いいたします。 これは、18ページ、19ページなんですが、保健体育費の体育振興費の中の、午前中、中西議員からも質疑がありましたが、東京2020オリンピック関連事業、この事業に対しての予算200万円の詳細を教えていただけますでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) まず、ここにあります謝礼ですけれども7万円、これは表彰式と祝勝パレードの司会者の謝礼でございます。また、オリンピックメダリスト報奨金50万円、これは見延選手に対しましての報奨金です。それから、消耗品費50万円につきましては、パレードのときの沿道にいらっしゃる市民の方に配布する小旗、それから横断幕等で50万円を計上させていただいております。それから、その下の警備業務委託料53万円、これはパレードのときの警備の委託費です。また、次ページにあります21ページ、自動車借り上げ料、これはオープンカーの借り上げ料2台というふうになっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今、詳細を説明していただいたんですが、これ何か2か所というふうに聞いてますけど、2か所でよろしいですかね、今立と中央公園の分の。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 2か所でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) ということで、2か所の司会者の謝礼が7万円と、メダリストの報奨金が50万円と、あと警備費ですか、これが50万円、2か所ので、あと開催に係るもろもろの費用だというふうに理解いたしました。 午前中の中西議員の質疑にもありましたように、私もこのイベントに対しては不要不急のものというふうに思ってますので、慎重な開催の判断をお願いしたいというふうに思います。 あわせて、この事業を含めてほかの市の主催のイベントというのがこのほかにもいろいろこの秋あると思うんですが、この開催の判断基準というのはありますか。それと、どの場所で判断をしているのでしょうか、教えていただけたら。お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 今、このオリンピック関連事業につきましては教育委員会としての方針を市新型インフルエンザ等対策本部会議に提出しまして、他のイベント等の対応と併せて決定していきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) 今、教育委員会のというふうにお話しでしたけど、これ市全体に関わることなので、教育委員会だけの判断ではないというふうに思いますが、いかがですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 繰り返しになりますけれども、ほかのイベント等につきましても、この新型インフルエンザ等の対策本部会議に提出しまして、ほかのイベント等と、この基準などに合わせて決定してまいります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 大久保惠子君。 ◆(大久保惠子君) どうもありがとうございました。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) よろしくお願いします。 議案第47号の一般会計の補正予算からお願いします。 ページは16、17ページになります。 3款の民生費のところになります。子育て一時支援事業268万6,000円の補正というところで、こちらの事業内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 一時預かり事業につきましては、保護者の勤務形態により一時的に保育が必要になったり病気や冠婚葬祭、育児疲れなどによって一時的に保育が必要となるときに保育園や認定こども園で子供さんを預かる事業です。 10月から始める予定の施設が1園あることから、国庫の基準額に基づきまして一時預かり事業の委託料を計上いたしました。財源は国3分の1、県3分の1、市3分の1でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 一時預かり保育の事業の施設が今回拡充されるという話なんですが、その施設につきまして場所など教えていただけますか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 令和3年1月に開所いたしました、高瀬一丁目にあります小規模保育事業所なのはな保育園でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) なのはな保育園ということなんですが、その小規模のなのはな保育園のほうにはどれくらいの子供が受け入れられるか聞きたいので、現在の受入れ人数と拡充後の受入れ人数について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) 当該園につきましては、定員12人のお子さんを預かる認可保育園でございます。このたび一時預かりができる場所を拡充いたしまして、低年齢児を中心に1日当たり二、三人を想定してお預かりする予定と考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 今回お聞きしている支援事業につきましては、民間の小規模保育事業所さんが施設を拡充されるということで、保育園の需要が本当に今高まってまして、今後もこういった小規模でも保育園の事業所が増えたり拡充することを期待しているんですが、小規模保育事業の開園につきましては、国の交付金というのもいつまで続くのか分からないような状況があると思います。 そういった中で、これからこの事業を進めるに当たりまして、今現在ですけど、こういった小規模の保育事業所が新規で増えたりですとか拡充するようなお話というのは今現在ないのか、現状を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) まず、市子ども・子育て支援計画(第2次)におきましては、今議員がおっしゃいました小規模保育施設を含めまして、事業所内保育施設もなんですけれど、地域型保育事業所なども含めて保育の受皿を増やしていく、市全体の就学前教育・保育施設の適正配置を推進して保育の受皿を整備するとしております。 地域型保育事業の一つでございますので、主に小規模保育施設につきましては0歳から2歳までが対象でございまして、今高まっています低年齢児保育ニーズにはマッチした保育施設だとは考えております。ただ、開設を御検討していただける事業所さんがあれば、これからぜひ市に御提案いただきたいと考えておりますが、今現在お話を進めているところはございません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 追加でもう一点聞きたいんですけど、なのはな保育園さんもそうだと思うんですが、小規模でも保育園をつくりたいというふうに思われてる方がいらっしゃるんじゃないかなと思うんです。ただし、やっぱり開園につきましては、なかなか条件がそろわないとできないとか、1人の力ではなかなかできないというところがあると思うんです。 このなのはな保育園さんの開園につきましても、かなり市の担当の職員の方が相談に乗られてたという話も実は聞いておりまして、今後こういう小規模な保育所でも開園したいと思っている方には相談なんかの支援というのも必要になってくると思うんですが、もしそういう考えを持ってる方がいたら一体どこに相談をすればいいのかということにつきまして、1点追加でお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 出口市民福祉部理事。 ◎市民福祉部理事兼教育委員会事務局理事(出口茂美君) こちらの開設を御提案いただけるのでございましたら、子ども福祉課にぜひ御相談をお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 僕もそういうふうな相談を受けましたら、子ども福祉課のほうに連絡するように伝えます。 じゃあ、次に行きます。 次、ページめくりまして18、19ページになります。 8款土木費のところになります。5目住宅費の住宅支援事業5,200万円、こちらの事業内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 住宅支援事業の5,200万円につきましては、新住宅取得推進事業と従業員用共同住宅建設等支援事業の追加補正となっております。 新住宅取得推進事業は、居住誘導区域内での住宅の取得費用の一部を補助しているものでございます。新住宅取得推進事業補助金を利用した住宅の建築取得が大変好調となっており、さらなる定住化の促進につなげるため4,500万円の事業費の増額を計上いたしました。 従業員用共同住宅建設等支援事業につきましては、市内の企業等が従業員用共同住宅を整備する場合に補助するものでございます。市内企業の旺盛な事業活動による雇用拡大を受けまして、従業員用共同住宅の建設が当初予算で見込んだよりも1件増加をしたことから、当該事業についても700万円の追加事業費を計上したものでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 私のほうからは、この新住宅取得推進事業補助金の4,500万円のことにつきましてお聞きしますが、こちら、住宅の新築の支援ということで大変需要が多い、人気がある事業だということで補正に至ったということなんですが、本市に本当に住宅を構えていただくということは大変喜ばしいかなというふうに思います。 今回、この補正予算分の4,500万円の金額分は一体どれくらいの世帯対象になるのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) 新住宅取得推進事業補助金につきましては、本年度の1戸当たりの補助額が平均63万円程度となっており、今回9月補正予算4,500万円によりまして70世帯程度追加支援できるというふうに見込んでおります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) この支援事業4,500万円、これだけでも見ますと、当初予算額の倍額となりまして、昨年度の決算額から見ましても結構な増額となることが分かります。 午前中の決算の認定について三田村議員の質疑のほうで移住に関することですとか住宅の整備費に関するような御質問があって、令和2年度におきましても転入者が増えてきているというような結果がありましたが、全国的に住宅の新築数が減ってきてまして、さらには新型コロナの影響でウッドショックと言われてるように木材の価格が上がってるような状況で、なぜ本市におきまして住宅支援の需要が今年度も増えてるのかというところが気になります。私自身、転入してくる方ですとか新婚の方にお会いしたときにはこういった住宅支援の事業ありますよというふうに案内はさせていただいてるんですけど、どうしてこの需要が増えてるんかって思いますんで、今後もこの事業を継続する必要性というものを図る上でもそうなんですが、転入とか移住、永住の事業、そちらの推進を図る上でも本市としまして、この住宅支援事業の需要が増えている原因とか要因につきましてどういうふうにお考えなのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 藤原建設部長。 ◎建設部長(藤原義浩君) まず、交付申請件数の増につきましては、転入世帯それから新婚世帯からの申請が増えております。転入世帯からの申請は全体の約4割、それから新婚世帯からの申請は約5割というふうになっています。 昨年度から新婚世帯等に対する制度拡充に加えまして、市内外の不動産事業者や住宅建設事業者、それから市内企業等と連携をした周知により制度の定着が進んだことや、市内の子育て環境が充実していることが転入世帯増加の要因と考えています。さらに、コロナ禍においても市の基盤産業である製造業を中心に業績が好調なことや、外出の自粛それからテレワーク等により自宅で過ごす時間が増え、若い世代を中心に住居に関心を持つきっかけになったことも住宅取得が堅調な要因であるというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 本市、越前市で働いていて周辺市町のアパートに住んでいた方が本市のほうに戻ってきて住宅を構える方が増えてるという話も聞いてますんで、県内市町でけんかするというわけじゃないんですけど、本市の移住・定住に向けての事業推進にもなりますんで、ぜひともこの事業もまた今後とも拡充していただきますように検討よろしくお願いしたいというふうに思います。 最後の質問になります。 同じページになるんですが、10款の教育費、こちらのほうに小学校施設営繕事業3,300万円ですとか幼稚園施設営繕事業3,460万円というふうにあるんですが、こちらの事業内容について教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) この事業は、西校区認定こども園の整備に伴いまして、武生西小学校プール及び武生西幼稚園の解体を行いまして、解体後の幼稚園教育活動場所を武生西児童センターで行うための整備する事業となっております。 まず、小学校の施設営繕事業ですが、武生西小学校プールの解体工事費用として3,250万円、小学校と幼稚園をつないでいる渡り廊下を解体しますので、小学校の接続部分に引き違いの建具を取り付ける工事費用として50万円で3,300万円になります。 また、幼稚園の施設管理事業ですけれども、主なものは武生西幼稚園の解体費用3,020万円、また仮設をいたします幼稚園事務所におけるLANとか電気、電話、空調の工事費用が70万円、また小学校給食室から体育館を経由して児童センターのほうに給食を台車で運ぶことによりまして体育館から児童センターが外になるため通路を整備しますのに70万円、そのほか今回武生西小学校職員室の老朽化したエアコンを撤去しまして西幼稚園保育室のエアコン2台を移設する費用として300万円、以上3,460万円を計上させていただいております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 西地区こども園整備の前に今あるプールとか幼稚園を解体する工事ということなんですが、解体工事となりますと、工事車両の出入りが激しくなったりですとか危険が伴うことが多く出てくるんじゃないかなというふうに思います。特にこれ、小学校とか児童館の周辺なんで、子供がけがをしないように、また児童館に送り迎えをされる保護者の方もいらっしゃるんで、本当に工事の周辺で危険がないのか心配される方もいらっしゃるというふうに思います。 子供施設、小学校とかそういう施設周辺の工事として、特別に何か安全対策などをするみたいな配慮をされるのか、そういうお考えがあるのかお聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 議員御指摘のとおり、御心配だと思います。工事期間の最中ですけれども、小学校も児童センターも通常どおりの活動をしておりますので、特別な安全対策の配慮が必要だと考えております。 児童の安全を考慮しまして、工事車両は西小学校の南側である正門は使用せずに、児童が出入りしないプールの西側を利用いたします。現場は隣地、道路境界等に囲いを設けて、登下校時の車両の出入りや交差点付近につきまして十分な安全対策を取っていただくように工事業者に依頼をいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 交通誘導員ですとか警備員の方も配置されるのか分からないんですが、しっかり安全対策はしていただきますようによろしくお願いしたいと思います。 幼稚園を解体するということなんですが、幼稚園に通ってる子供らがいるということで、新しいこども園ができるまでの期間、この幼稚園の子供たちは一体どこに受入れをされるのか、お聞かせください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 令和4年度の武生西幼稚園の教育活動につきましては武生西児童センターで行います。その整備費等に係る所要額を今回補正予算に計上させていただきました。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 西の児童館のほうで子供を受入れがされるということなんですが、その受入先の児童館につきましては、小さい子用のトイレとかは児童館なんであると思うんですけど、そういった整備面、幼児教育を行う上で、教育の場として問題がないのか教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 渡辺教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(渡辺亜由美君) 武生西児童センターで幼稚園活動を実施することにつきましては、教室や遊戯場の確保もできておりまして、幼稚園設置基準を満たしております。なお、児童センターのトイレでございますが、現在和便器がございますので、それを洋便器に取り替えまして、必要に応じて補助椅子などを使用して対応してしたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 砂田竜一君。 ◆(砂田竜一君) 分かりました。 幼稚園の子供らも本来教育を受けるはずの幼稚園から児童館のほうで教育を受けるということになるんですが、実は私、東幼稚園に昔通ってまして、今は東地区の公民館というふうになってるんですが、ちょうど建て替えの時期と重なりまして、恐らく大体40年前ぐらいかなというふうに思うんですが、そのときに、東小学校の空いてる部屋のほうに移って教育を受けた時期がありまして、実はそのときすごく楽しかった記憶がありまして、先生もすごいすばらしい先生やったんですけど、場所が変わっても十分な思い出に残る教育を受けれると思いますんで、ぜひとも児童館のほうでもそういった配慮をしていただきますようによろしくお願いします。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。
    ◆(三田村輝士君) じゃあ、私のほうからも一、二点お聞きしたいと思います。 補正予算書19ページ、上のほうに新型コロナウイルス対策事業、えちぜんし割クーポン発行事業業務委託料2,600万円と観光推進事業2,850万円が計上されております。 まず、このえちぜんし割クーポン発行事業業務委託料について内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 新型コロナウイルスの感染拡大による個人消費の急激な落ち込みに伴い小規模事業者や個人事業主を取り巻く環境は今なお非常に厳しい状況に追い込まれていることから、消費喚起を図るため、電子クーポンを発行する事業です。 この事業では、県の消費応援キャンペーンとして実施されておりますふく割の仕組みを活用して、市内店舗に限定したえちぜんし割クーポンを発行します。えちぜんし割は、市内店舗で税込み2,000円以上購入した場合500円の割引となるクーポンとなります。登録店には後日割引金額が金融機関口座に振り込まれると、そういう制度であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 ふく割と同じような形で利用いただくと。2,000円で500円。 利用できるのは市内の店舗という御説明ですけれども、利用するのは市民に限定されるのか、市外でも県外でもいいのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) このえちぜんし割を利用するには、お手持ちのスマートフォンにふく割アプリをダウンロードし、新規登録された方が対象となります。越前市民以外の方も御利用いただくことができます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 市外の人でも利用できると。 2,000円で500円バックということなんですが、これ期間的なことあるいは枚数的な制限があったら教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) えちぜんし割クーポンは10月1日から11月25日までの毎週金曜日に8週にわたり発行し、発行枚数の上限は4万枚としています。 なお、このクーポンは、金曜日から翌週の木曜日の1週間で、1会計につき1枚のみ利用可能となります。具体的には、10月1日金曜日から10月7日木曜日までのこの期間でこのクーポンを1枚利用することができ、この期間に利用されなかった場合には有効期限切れとなります。2回目以降は10月8日金曜日から14日木曜日までの期間で再度クーポンが発行され、8週にわたり御利用いただくことができます。 また、このクーポンは1会計につき1枚のみ利用可能であり、ほかのふく割クーポンとの併用はできないということになっております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そうしますと、1週、1週金曜日に発行していってということで、1週間で切れる。 延長はないんですか。2,600万円の予算を消費したらそれで終わりという、そういう事業でしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) 基本的に4万枚ということでありますので、また残りが多いという状況であれば延長するなり、逆に早くなくなる可能性もありますので、そうとなれば短縮という可能性もありますので、そこは状況を見ながら皆さんに御周知させていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 もう一度、利用の方法をもう少し説明してください。利用の仕方。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 諸山産業環境部理事。 ◎産業環境部理事(諸山陽一君) えちぜんし割につきましては、税込み2,000円以上お買い求めいただいて、そのうち店舗でスマートフォンのクーポン券をお見せいただいて500円の割引を受ける。そこでやり取りをお店の方としていただいて、例えば2,000円買ったら残り1,500円をお店に支払うと、そういうことになります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。ありがとうございます。 もう一点、観光誘客促進事業業務委託料です。2,850万円。これの内容を教えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 観光誘客促進業務委託料でございますが、バスツアー助成及び体験クーポン券の発行事業ということになります。 まず、バスツアー助成についてですが、バスツアーを行う旅行グループ等に対しまして、旅行者1人当たりの規定の金額や、市内のバス会社を利用した場合にバスの運賃等を助成するということになります。11月出発のツアー分から制度を一部変更しまして貸切りバスの運賃助成について、これまで90%から50%に助成率を引き下げて実施したいということでございます。 また、体験クーポンにつきましては、指定した市内の体験施設で利用可能な500円のクーポン券を、11月分からはこれまでの300円から400円に変更し販売をしていきたいということであります。さらに、このクーポンの利用者の方にはほかの施設で利用できるプレゼントクーポン500円分をお一人につき1枚発行していきたいと。これによりまして市内の体験施設の周遊を図って消費額の増加を目指したいというふうに考えているところです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 分かりました。 それで、これ10月までの予約については今までどおりで、11月からバスについては90%から50%に下がる、クーポン券については300円から400円に上がるということなんですが、これ何で年度の途中でこのような変更が行われるのかお聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 今この補正予算につきましては、コロナ禍による市内観光関連事業者において依然として厳しい状況が続いているという中で、全国的にワクチン接種後の秋以降の旅行需要の回復に対する期待が高まっていると。これら観光需要へ向けた助成申請が、当初予定していた本年度の予算額を上回るということでありました。そのために、所要額を計上して、市内の観光関連事業者へ切れ目のない支援を行いたいというふうに考えています。 本年度繰越予算の事業費につきましては、国のコロナ感染拡大に関する支援として地方創生臨時交付金の財源が確保されたため、バス運賃助成については90%、そしてクーポンについては1枚200円の補助としまして積極的に支援をして誘客を図ってきたというところでありますが、コロナ禍により市内観光関連事業者は依然として厳しいという状況が続いていることを鑑みまして、継続的に支援を行う必要があるというふうに考え、市単独事業としてバスの運賃助成については50%、クーポンについては1枚100円、補助率を少し下げまして、一般財源でも行っていきたいということで、予算を計上させていただいたというところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 今まではバス料金90%、クーポン購入費が300円というのは、県補助のバックというか支援があって、それに市費を加算をして優遇されるような支援をしてきたと。だけど、県の補助がなくなったので、市単独では補助率を下げるという、こういうことですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) これ、本年度の予算は昨年度の繰越予算を使ってまして、去年はこのコロナ関係の国の補助金、地方創生臨時交付金、この財源を充てましてこの事業を執行したということでございます。その予算が本年度、令和3年度において10月いっぱいで予算がなくなりそうだというところでありますが、しかしながらまだ観光事業者は非常に厳しいので、単独で一般財源で継続して行いたいというふうな考えです。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) 諸事情は、財源があって、それに合わせた2年度に組んだ予算、3月補正での予算を活用して90%を昨年度から延長してきたということですね。 本来は、今部長がしっかりおっしゃってる、コロナ禍で事業者の皆さんが大変だし、秋以降の需要に応えていくように継続をしたということを強調されましたが、継続するんであれば同じような補助率でいくべきじゃないかなと。もしかすると、その観光事業者の中には今年の春受付して11月、12月の予約を受付した方もいらっしゃると思うんです。年度の途中で補助率を下げるというのは、市民の皆さんあるいは観光事業者の人も非常に困惑されるんじゃないかなと思うんですが、その点はどうお考えでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) この事業は去年からの継続事業ということでありまして、予算がなくなったという時点では原則的に終了と。しかしながら、今現在コロナ関連で各事業のヒアリング等を行ってますと、観光事業者等からは、率を低くしてでもこの事業を継続してほしいと、そういうヒアリングを実施した上で、じゃあ率を下げてでも継続していこうという方向で、この予算を計上させていただいたということがあります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) すると、当初の事業をスタートさせるときに、予算がこれで打切りですよと、その後はありませんという話をしてたんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) 各旅行業者に対しましては、その都度申込期限というのを明示してますので、例えば11月の事業については何日以降の予約というふうなことを御案内してますので、そこは観光協会とかうちの観光交流推進課が事業者のほうへそれぞれ周知をさせていただいているというふうに考えてます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) じゃあ、11月以降の予約については9月以降の予約にしてくださいということは観光業者に周知されてたんですね。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 奥山産業環境部長。 ◎産業環境部長(奥山茂夫君) はい。その方向で、その期間のカレンダーみたいなのを作って各旅行業者に御案内してるということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 三田村輝士君。 ◆(三田村輝士君) そういうことが周知されてるんなら分かりました。 ○議長(川崎俊之君) よろしいでしょうか。(「なし。」と呼ぶ者あり) ○議長(川崎俊之君) 質疑を終結いたします。 議案第47号については各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分についてはお手元に配付してあります予算付託表のとおりであります。 議案第48号については教育厚生委員会に、議案第49号については産業建設委員会にそれぞれ付託いたします。  ================ ○議長(川崎俊之君) 本日はこれをもって散会いたします。 次会は9月3日午前10時から再開いたします。 なお、この後、さきに設置いたしました決算特別委員会を開催し、正副委員長の互選を行うことといたしますので、委員の方は直ちに第3委員会室にお集まりを願います。        散会 午後1時53分〔 参 照 〕┌─────────────────────────────────────────┐│            予   算   付   託   表            ││ 総務委員会                                   ││  議案第47号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第4号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳入全部                                ││     歳出第 2 款 総務費                          ││       第 9 款 消防費                          ││   第3条(地方債の補正)の第3表地方債補正                  ││ 教育厚生委員会                                 ││  議案第47号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第4号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 3 款 民生費                          ││       第 4 款 衛生費                          ││       第10款 教育費                          ││   第2条(債務負担行為の補正)の第2表債務負担行為補正            ││  議案第48号 令和3年度越前市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)     ││ 産業建設委員会                                 ││  議案第47号 令和3年度越前市一般会計補正予算(第4号)           ││   第1条(歳入歳出予算の補正)の第1表歳入歳出予算補正            ││     歳出第 6 款 農林水産業費                       ││       第 7 款 商工費                          ││       第 8 款 土木費                          ││       第11款 災害復旧費                        ││  議案第49号 令和3年度水道事業会計補正予算(第1号)            │└─────────────────────────────────────────┘...